こんにちは。

小山まりです。

 

本日も前回の続きを書きたいと思います。

前回までのMy storyはこちら→

 

出産をいよいよ控えて、

1か月前に里帰りをしました。

 

本当は出産直前まで家族のもとにいたかったのですが、

出産予定日から28日以内の飛行機搭乗には

医師の診断書が必要になるので

それよりも前に帰りました。

 

そして、2016年1月1日、

初日の出を見ると同時に陣痛が始まり、

そこから35時間という激痛を超え

何とか第一子を出産しました。

 

出産とは
生んだ瞬間とても感動するものかと思っていましたが
実際の正直な感想は・・・
 

「やっと終わった~」でした笑い泣き



さらには、

ほっとしたのはその時だけ!


産後の体の痛みや不調が
こんなにあるなんて・・・アセアセ


体中痛くて座れないし、寝れないし、熱は出るし。

”出産は痛い”というのは漠然とわかっていましたが
産後の体調がこんなにおかしくなるなんて
聞いてないよ~!!!
という気持ちでした。

それでもなんとか出産から2か月後に
転勤先の家に帰りました。

初めての育児は、わからないことだらけ。
少しでも子供の様子がおかしければ
ネットに頼る日々でした。
周りには頼れる知り合いもいなければ
夫は出張で家を空けることも多いため
「この子を守れるのは私だけ。」と
気持ちだけで乗り切っていた気がします。
 

そんな時、なんだかもやもやした気持ちが続いていて
「この気持ちは何だろう?」
と考えました。

出産を経験した人なら
誰もが一度は耳にする
「産後うつ」


その原因は、
出産に伴うホルモンバランスの変化や、
育児の疲れ、孤独感、
家事と両立できない罪悪感などから発症する人が多いと言われています。

でも、この時の私のもやもやは

「予定が思い通りに進まないことへのストレス」

でした。

私は昔から、一日のタイムスケジュールを
前日の夜、布団の中で考えてから寝ることが習慣でした。

そして、このスケジュールの一つ一つを達成することで
一日の充実感を得ていましたが
子供が生まれると、これが全くうまくいきません。

とくに、生後間もない子供は、
まだ体内時計が定まっていない為
いつ寝て、いつ起きて、いつ泣き出すのか
新米ママには予想不可能でした。
 

そこから私は、タイムスケジュールから
「TO DO リスト」へ変更しました。


?違う?


と思う方もいると思いますが、
全然違います。

タイムスケジュールは時間の制限もある為に、
一つのスケジュールが完結しないと
後の予定がどんどんくるっていき、

頭の中がぐちゃぐちゃになり
何ももできなくなります。


しかし、TO DO リストは

育児の合間時間を見計らって、今できることを選択し

確実に終わらせることが出来るのです。
緊急性のある順番にしておくと、さらに良かったです。


そして、やりたかったことが出来たと時は
意識してオーバーに喜びました。
 

「洗い物が残ってない!気持ちいい!」

そして、そんな時間をくれた息子に対しても


「ゆっくり寝てくれてありがとう」

と感謝をしました。


そこから私の子育てへの気持ちが
どんどん楽になりました。


核家族が普通になった現代では、
”ワンオペ育児”という言葉があるほど
ママの負担が大きい家庭が多いと思います。


「子育てが大変」

という本当の理由を

親になって初めて知りました。


ゆっくり座ってトイレに入れないこと、
子供が残した冷たいごはんを立ったまま食べて自分のご飯を済ませること
お風呂の時自分は濡れた体のまま子供を着替えさせること
夜中に何回も起こされること
美容院にいけないこと、


こんなことは、ママだったら
我慢できちゃうのです。


でも、何もかもが自分の思い通りに進まない毎日から
達成感が得られず、

何をしても泣き止まない子供を前に

途方に暮れ、


「自分は何のためにこんなに頑張っているんだろう」


と、自分の存在価値までがわからなくなってしまうということが
「子育てが大変」と言われる本当の理由なのではないでしょうか。


だからまず、頑張っている自分を認めて
小さな喜びを噛みしめることから
初めていけばよいと思います。


「やりたいのに出来ない」

とうことは
ママのせいでも、子供のせい
でもありません。


子育てというのは
そういうものだから。

完璧じゃなくて良いのです。


孤独な転勤族ママは

こうして、
ワンオペ育児を
楽しく実行中ですドキドキ

 






長文読んで下さり

ありがとうございました。


まり