怒りは持ってもいいと思います。
怒っていい。
理不尽なことへは 腹を立てて、おこっていいと思います。
だけど、恨みとか憎しみとかは持ったら損なんだと思うのです。
怒りは、恨みや憎しみとはちょっと違うと思うから。
「怒り」が溜まってたまって、膨らんで醗酵して、
「憎しみ」とか「恨み」に進化してしまう。。。
それも、悪い方へ「進化」していった結果の感情。
怒りの感情が消えないと 恨みになったり憎しみになったりするのでしょう。
ただ、怒りにはいろいろあって、原因やふり幅が無数にある。
第二感情ですからね。
(心理学的には、第二感情の前には第一感情が必ずあって、
それを隠すために第二感情の怒りが出るそうです)
だから、怒りのうちの一部の思い(第一感情)が恨みや憎しみになっていくのだと思います。
たぶん、分かりやすい単純な怒りはアンガーコントロールとかで制御することも可能なのだと思います。
アンガーコントロールが効かない領域の怒りが、恨みや憎しみに成長していってしまうのだと私は思うのです。
困ったものですね。
まあ、感情というものは、そもそもコントロールが効かないのかもsれないけどね。
でもその前の段階で(好ましくない感情が発生するのを)コントロールすることはできると思うのです。
でね、その恨みの気持ちが「羞恥心」から来ている
という精神科医の話をききましたのでちょっとご紹介します。
誰かを恨む時は、ひどいことをされたという(分かりやすい)理由に加えて、
「恥をかかされた」という気持ちを持たされたからだというのです。
う~~ん。。。
当たってる!
私が親を恨んでいた時(今でもちょっぴり恨んでますが(笑))
やっぱり「親に恥をかかされた」って思っていたのだと思います。
親のせいで笑われたとか、親の宗教のせいで仲間に入れなかったとか
親に言われて学校で証言するのは恥ずかしかったとか・・・
「恥」という感情。。。
それは、良く思われたい(好かれたい)相手から裏切られた思い なのかと。
親にはよく思われたいのに、そんな親から恥をかかされる事をさせられた。
そこには子どもながらにも葛藤があったのでしょうね。
親へは、子どもとしては当然の「愛されたい」という欲求があって
大事にされたいという「期待」もあって。。。
なのに、それは「期待外れ」に終わった。
期待外れ という気持ちは単語にすると簡単だけど
実はとても厄介で奥深い感情なのだと思います。
宗教二世は特に「期待外れ」を何度も味わってきた人生だったと思います。
・親への期待外れ
・宗教への期待外れ
・宗教仲間への期待外れ
大切に思われたかったのに期待外れに終わったのは「恥」をかかされた。
一生懸命になっていた自分は「恥」をかいた。
そんな根の深い感情は、怒りを通り越して
恨みや憎しみになるのでしょうか。
手放すことは難しいかもしれません。
だけど、少しずつでいいのです。
緩んでいきましょう。
何事も一夜のうちに一気に変わることなんてないのですから。
価値観や考え方が違うと思えばいい。
実際そうなのだから。
非難されたって、あなたに✖が付いたわけじゃないから。
たとえつけられたとしても、それは彼らの基準でのこと。
あなたはあなたの基準で生きていけばいいのです。
おかしなことをされたなあ、って思っておけばいいのです。
あなたは あなたのままでいいのです。
あなたがやりたいことをやって、なりたいようになっていけばいいのです。
あなたはあなたの人生を生きていいのです。
だって、あなたの人生だもの。
あなたがのびのびと楽しめる人生を歩んでください。
今日はここまで。
何度も言います。
「宗教二世が生きづらいのは あなたのせいではない。
あなたが悪いんじゃない」
とにかくまず、気づくことから始めましょう。
二世全てに知ってほしい。
二世全てに楽になってほしい。
心の底からそう思うから、少しづつ書いていきます。
自分のアンテナに引っかかった事だけでいいので読んでみてください。
私が少しずつ楽になれたように
あなたの心が癒されていきますように。
≪宗教二世のための相談会≫
6月満席です。
また7月の予定はUPしますね。
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☆某公的機関教育相談員10年間
(電話相談)
☆精神対話士 20年間
(対面相談)
☆私立幼稚園連盟相談員
今まで傾聴カウンセラーとして
およそ800件の相談を受けてきました。
これからのカウンセリングは
傾聴からもう一歩踏み込んで
≪自分の問題の根っこを見つけにいく≫
というスタンスでお聴きします。
自分の ”生きづらさ” が
どこから来ているのかを
様々な手法で見つけていきます。
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少しでもラクに生きていけるよう
心を込めて聴かせていただきます
インスタもみて欲しいな。