本当の自分を出せない ~機能不全家族育ちの特徴⑤ | 生きづらさを抱えたまま50代を過ごす元JW2世のつぶやきブログ

生きづらさを抱えたまま50代を過ごす元JW2世のつぶやきブログ

生きづらいのは、自分に原因があるのか、脱会したとはいえ思春期にうけたJWの教えの後遺症か。。。
同じ思いで生きている人の助けになれば、私の経験も無駄ではないかもしれません。還暦近くになって離婚となりそうな話も。

宗教二世は「機能不全家族に育った宗教性アダルトチルドレンACoR(宗教)という持論を書いています。
 

 

この先しばらくは
先日紹介した機能不全家族診断テスト残りの30項目を、私の経験も照らし合わせてみていきます。

 

 

 

 

 

あなたは本当の自分を知っている人はあまりいないと思う

 
 
自分を隠して生きていませんか。
「本当の自分を出せない人」ではありませんか?

 

 
機能不全育ちの多くは、本当の自分を出したらいけないと思っています。
それは、本当の自分を出したら親に嫌われるから。
親がどう思うか どう反応するか が心配だから。
 
それは
親に受け入れられた経験が少ないからでしょう。
しょっちゅう本当の自分の気持ちは否定されたり たしなめられたりしてきたから。
 
 
だから、親には本当の自分を出せなかった。
それが、大人になると「期待に添わないと人から受け入れてもらえない」と思ってしまい、
本当の自分を出すことより他人の期待に応えようとしてしまうのです。
 
 
本当の自分とは違う
・良い子を演じる
・真面目で善良な人のふりをする
・活発で社交的なふりをする
 
 
自分の本来の姿とは違う姿を演じることはとても疲れることです。
 
ストレスが蓄積されることなのです。
 
 

 

 

 

宗教二世の場合は、特に本来の自分とは違う姿を親から要求されました。

 

真面目で、お行儀よく、利発で賢く、

週3回の集会と、奉仕活動と、予習と、非公式の証言と・・・

全てをちゃんとこなせて、はじめて認められる。

 

ほんとうは子どもらしく遊びたくても、そんなことは顔に出せず。

ほんとうは、活動的で、自分の意見を主張したくてもそんなことは許されず。

 

親と宗教が認めた「子どもの姿」を周囲には見せ続けなくてはいけなかった。

 

やれやれ・・・

本当の自分を どこかへ置き忘れて子ども時代を過ごしました。

その影響は大人になっても続くのです。

 

 

私の場合は 宗教を離れた後の方が厄介でした。

 

本当の自分を見せたら、周囲は引いていくだろうと思っていました。

親がそうであったように。。。

自分勝手でワガママな自分。

淋しがり屋で人に頼りたい自分。

 

こんな自分は誰にも好かれない。

 

 

自分のことが、自分で好きではなかったのだと思います。

 

宗教の中にいる間に、すっかり自分のことを嫌いになっていたのです。

 

自分ですら好きになれない自分を、他人様が受け入れてくれるなんて思えなかった。

 

だから、友人にも、恋人にも、同僚にも、誰にも本当の自分を見せられないで生きていました。

 

 

 

淋しい人生ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめると

 
私たちは「見捨てられ不安」の中で子ども時代を過ごしました。
 
条件付きの愛しか親からは感じられず、
その条件に合わせて自分を演じていました。
 
そうしなければ、親から愛されないと思っていたから。
その結果
誰かの期待に応えなければ、その人と関われないと思い込んでいたのです。
 
対等な人間関係はそういうものではない。ということから理解しましょう。
 
本当の自分を出してもいいのです。
その結果、受け入れてもらえないような人とは関わらなくてもいいのです。
 
あなたは あなたのままでいいのです。
 
 
人は誰しも、ありのままで生きていいのです。

 

 

あなたはあなたの人生を生きていいのです!

 

 

 

だって、あなたの人生だもの。
あなたがのびのびと楽しめる人生を選べばいいの。

 

 

 

 

今日はここまで。

 

何度も言います。

 

 

 

「宗教二世が生きづらいのは あなたのせいではない。
 あなたが悪いんじゃない」

 

 

 

とにかくまず、気づくことから始めましょう。

 

 

 
 
二世全てに知ってほしい。
二世全てに楽になってほしい。
 
 
心の底からそう思うから、少しづつ書いていきます。

自分のアンテナに引っかかった事だけでいいので読んでみてください。

 

 
 
私が少しずつ楽になれたように
あなたの心が癒されていきますように。

 

 

 

 

 

宗教二世は 「AC of 宗教」だと思うのです。

ACoR (アダルトチルドレン・オブ・レリジョン(religion =宗教

と呼ぼうと思います。

 

アダルトチルドレンは「ACoD」という言い方もあって

それは AC of dysfunctional family  つまり「機能不全家族」で育ったという事です。

 

<機能不全家族>

家庭として機能していない家族。

子どもにとって、唯一無二の居場所である家庭が機能していない。

そんな環境で育っても、子どもの頃はそこしか知らないのです。

そこしかないのです。

私たちも そこで生きていくしかなかったよね。

 

だから、そこで生き延びるすべを身につけた。

それが、大人になった今生きづらさの大元になっている。

 

だから、あなたにも知ってもらいたいのです。

 

私たち宗教二世は 「ACoR」 です。

宗教により「機能不全」に陥った家庭で子ども時代を過ごし、大人になったACoRです。

アダルトチルドレン なのです。

 

 

 

 

≪宗教二世のための相談会≫

 

お休みしていましたが再開します。

スケジュール詳細は

ここからご覧ください。

 

クローバーカウンセラーとしての私についてクローバー

☆某公的機関教育相談員10年間
 (電話相談)
☆精神対話士 20年間
 (対面相談)
☆私立幼稚園連盟相談員

今まで傾聴カウンセラーとして
およそ800件の相談を受けてきました。

これからのカウンセリングは
傾聴からもう一歩踏み込んで
≪自分の問題の根っこを見つけにいく≫
というスタンスでお聴きします。

自分の ”生きづらさ” が
どこから来ているのかを
様々な手法で見つけていきます。


クローバー本気で人生を楽にしたい方が
  少しでもラクに生きていけるよう
  心を込めて聴かせていただきます
  

 

インスタもみて欲しいな。