アトピーが首に出る人、
私の場合は背中、ひじの内側、おしり、太ももが特にひどかったんですが、首に出たことはありませんでした。

考えてるとホントに不思議な病気です。同じアトピーでも出る場所や出方、症状の程度が人様々で、同じ対処をしても効果がある人とそうでない人がいる。意地の悪いやつです。

 この話もカウンセラーさんに伺った話ですが、体内の不純物は溜まる場所が違うと。
つまり人間の体は水が基本ですから水より軽いものは上のほうに重いものは下のほうに蓄積される。なるほど理屈は合ってますよね。
油類は軽いから上にでる、重金属系はの不純物は下に溜まる。
 
 重金属は、亜鉛や鉛・カドミウムなど色々ありますが、そんなもの食べた事も触った事もない
という方が多いと思います。しかし本当にそうでしょうか?
炭酸塩やケイ酸塩って見たことありませんか?

どれも自然界に存在するもので、自然の食品の中にも微量に含まれ身体にとっても必要なものではあります。ところが、食品添加物の登場によりそれらが自然界のものではなく化合物として
摂取されるようになりました。どうもこれがよくないようです。

今の世の中、すべてを自給自足しないとそこから逃れる事はできません。もちろん、家庭菜園などでできるだけ減らす事はできますし、減らす工夫は可能です。その上で、やはり排出する事に重点を置くほうが楽な気がします。

いわゆるデトックスというヤツです。
 
中でも一番手軽なのは玄米食と水だと私は思っています。玄米食で失敗しやすいのは、白米を玄米に換えるだけという感覚らしいです。玄米自体栄養が豊富なので、おかずは味噌汁とお漬物やおひたしや冷奴ぐらいで十分とれるということです。

 また、水も色々ありますが、あまり書くと薬事法に触れかねませんのでここでは割愛しますが、もしご興味があれば紹介しますのでメッセください。

何度も申し上げますが、私は医者でもカウンセラーでもありませんのでああくまでも伺ったお話と体験談です。

 アトピーの新薬開発に光が見えているようです。
ご存知の方も多いと思いますが、以下、佐賀大学の分子生命科学講座・分子医科学分野の出原研究室での報告抜粋です。

「今回の研究では、ペリオスチンとその受容体であるインテグリンとの結合を阻害する抗体を投与すると、マウスにおいてアトピー性皮膚炎が起きなくなることを発見しました。このことは、ペリオスチンとインテグリンとの結合を阻害する物質は、アトピー性皮膚炎に対する新薬となりうることを示しています。本研究グループは、現在ペリオスチンの作用を阻止する抗体の作製を進めており、将来的にはそのような抗体をアトピー性皮膚炎に対する薬剤として開発する予定です。
 現在のアトピー性皮膚炎に対する治療法は、炎症を抑えるステロイドや免疫抑制剤の軟膏や皮膚のバリアーを保護する保湿剤が中心となっています。これらでコントロールが不充分で炎症を繰り返す場合はステロイドや免疫抑制剤の内服が必要となりますが、副作用の問題を抱えています。ペリオスチンを標的とした治療薬を開発すれば、大きな副作用なしに治療を進めることができます。また、今回の研究結果より、仮に炎症を抑制しても、ペリオスチンがいったん沈着すればそこから炎症が継続すると考えられます。このことから、ペリオスチンを標的とした治療薬は、ステロイドや免疫抑制剤の内服が無効な患者に対しても有効性を示すと考えられます。このように、ペリオスチンに対する阻害剤を開発することができれば、アトピー性皮膚炎における画期的な薬剤となると期待されます。」
とのこと。

症状を抑えたり、表面上の治療薬ではなく、根本の治療になるような新薬になる事を祈るばかりです。

 冬になると空気が乾燥するのでアトピーがひどくなる、といわれています。
それは確かにあるかとは思います。

 しかし、色んな書籍を読んでみると体温と免疫力について書かれている本が最近多くなっている事にお気づきでしょうか?
病気になるとウイルスや細菌を殺す為に熱が出ますが、体温が1℃上がると免疫が60パーセント活
性化するといわれています。また、逆に1℃下がると30パーセントも免疫力が下がるとも。

冬は気温が低いので体温が下がりがちになります。そうした事で、免疫力が低下して症状が出てくると考える事も決して考えられなくは無いのと思いませんか?

寒い冬こそ体温を下げない工夫があれば、少しでも症状を軽くできるかもしれません。

では体温を上げる方法はなにがあるでしょう。これも書籍がたくさん出てますので探してみてください。私も読んだんですがタイトルを忘れました。でも内容は覚えていますので、少し紹介させていただきます。

 まずは入浴や足湯、着る物を増やす等の「身体を外側から温める方法」があります。
この方法は、暖めている時だけ有効で冷めてしまえば元に戻ってしまいますが、適度な温度のお風呂にゆっくり浸かったり、足湯で汗が出るぐらい温めると効果的でしょう。

 次に「身体の内側から温める方法」ですが、これは食事です。
冬の野菜や根菜類は身体を温めるといわれています。今はどんな野菜でも季節を問わずに購入できますが、それが反って良くない事もあるということです。その季節の旬のものを食べる、当たり前のことのようですがそうではなくなっている現代の食生活の見直しからはじめてみましょう。
またしょうがは身体を温めてくれるので、すりおろしたしょうがにハチミツを入れてお茶代わりに飲むのもいいでしょう。
逆に小麦や甘いもの、肉類は身体を冷やすそうなので控えるように心がけるのも大事です。

これから寒くなってくるので冬の生活の参考にしてください。



体温を上げると健康になる