冬になると空気が乾燥するのでアトピーがひどくなる、といわれています。
それは確かにあるかとは思います。

 しかし、色んな書籍を読んでみると体温と免疫力について書かれている本が最近多くなっている事にお気づきでしょうか?
病気になるとウイルスや細菌を殺す為に熱が出ますが、体温が1℃上がると免疫が60パーセント活
性化するといわれています。また、逆に1℃下がると30パーセントも免疫力が下がるとも。

冬は気温が低いので体温が下がりがちになります。そうした事で、免疫力が低下して症状が出てくると考える事も決して考えられなくは無いのと思いませんか?

寒い冬こそ体温を下げない工夫があれば、少しでも症状を軽くできるかもしれません。

では体温を上げる方法はなにがあるでしょう。これも書籍がたくさん出てますので探してみてください。私も読んだんですがタイトルを忘れました。でも内容は覚えていますので、少し紹介させていただきます。

 まずは入浴や足湯、着る物を増やす等の「身体を外側から温める方法」があります。
この方法は、暖めている時だけ有効で冷めてしまえば元に戻ってしまいますが、適度な温度のお風呂にゆっくり浸かったり、足湯で汗が出るぐらい温めると効果的でしょう。

 次に「身体の内側から温める方法」ですが、これは食事です。
冬の野菜や根菜類は身体を温めるといわれています。今はどんな野菜でも季節を問わずに購入できますが、それが反って良くない事もあるということです。その季節の旬のものを食べる、当たり前のことのようですがそうではなくなっている現代の食生活の見直しからはじめてみましょう。
またしょうがは身体を温めてくれるので、すりおろしたしょうがにハチミツを入れてお茶代わりに飲むのもいいでしょう。
逆に小麦や甘いもの、肉類は身体を冷やすそうなので控えるように心がけるのも大事です。

これから寒くなってくるので冬の生活の参考にしてください。



体温を上げると健康になる