
健全な経済ならみんなが働いてお金が回ってGDPが押し上がるのでしょう。
しかし金融が中心となり、裏付けのないお金が出回り始めた頃から状況が変わります。
アメリカは1ドルのGDPのために4ドルの借金を必要とします。
これがいわゆるDept driven economyです。
借金で回る経済 全く健全ではないです。
中国も現在アメリカとほぼ同じ比率で回ってます。
しかも最近はその金額が恐ろしく膨張しています。

PE ratioも1929年の大恐慌の時を抜き、歴史上ひどい買われ過ぎ状態です。
しかし株価が上がるのは各国の中央銀行の資産買い入れのせいです。
日銀はそのトップランナーです。
ハイパーインフレーションのことは考えていないと思います。しかしお金を刷り続けることはたどり着くのはハイパーインフレーションの世界です。

バフェットのバークシャー、12月のタックスリフォームのおかげで利益が290億ドル、3兆円ちょっと増えたそうです。
なんもしないで3兆円はとても大きいです。
しかしこれがどう使われるか。

FRBのバランスシートが極わずかに減少を始めましたが、とても遅いペースです。
日銀がまだまだ金融緩和を続けていることを考えるとましですが、この膨らんだバランスシートはもうどう扱っていいのか分からないレベルです。
日銀のバランスシートはそのFRBを超えてまだ増加を続けています。
この落としどころを日銀は持っているのでしょうか。
誰も解決法を知らない金融実験を始めてしまい、止め方が分からないとも言われています。
注目はアメリカ金利とゴールドプライスの動向です。
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