
アメリカの年金危機
おそらく実際の日本の年金も危機的だとは思いますが、アメリカは実際にもう年金が払われないだろうというところに来ています。
まずはその筆頭のイリノイ州、留学していた思い入れのある土地です。
これは州のデフォルトレベルですが、州はデフォルトできません。
考えられる案としては増税だけです。
それも信じられないぐらいの巨額の増税が必要です。

株価は過去最高値を記録しているのに、その運用している年金基金はそれでも足りていません。
つまりPonzi Scheme、損失を補填していただけと考えることもできます。
これが9年間のブルマーケットの結果です。
これがリセッションに入り株価が15000ドルや10000ドルになればもう完全に崩壊です。
アメリカは少しのペナルティを支払えば年金から脱退して払い込みの金額を払い戻すことができます。
イリノイが払えないかもとなれば、まだ払い戻しが出来る州はお金を返してもらおうと思うのが自然の流れです。
そうするとどの州でも連鎖的に年金基金が潰れていくことになります。

このように危機的な州が多数存在する現実があるので、ウォール街だけに目を向けるのではなく、そういった枝葉の部分にも注意する必要があります。
リーマンショックもアイスランドの危機から始まりました。あっという間にバブルの崩壊が起こります。
流動性の高い資産に振り分けるのが賢明です。
#年金基金 #イリノイ州 #pensionfund #バブル