幸か不幸か、東京駅の新幹線乗り場に行く予行演習に成功してしまった空(https://ameblo.jp/luke70/entry-12371705973.html?frm_id=v.mypage-checklist--article--blog----luke70_12371705973)。オレは本気になればこんなのちょろいよと思ってしまったのか、当日の説明を聞く態度、さらに悪しorz

  事前に購入してあった立川駅から山口駅への乗車券と特急券の違いとそれを出すタイミング(乗車券は立川で改札に入れる、特急券は新幹線ホームに入る時に)を図解しながら説明するも、「はいはいはいはいはいはい」的な態度で聞き流すと、出発2分前だというのに「やっと終わった」とばかりにコンピュータに向かって動画を見始めました。

 にこやかに送り出すはずだったのに結局キレた私に蹴りだされるように家を出て行った空。それでも、小一時間もすると、ばあばに借りた携帯電話を使って「無事に東京駅についた」と知らせてきました。

 「今、駅弁を買ってる」「新幹線のホームで?」「いや、まだ入る前」「じゃ、新幹線に乗ったら、また連絡してね」「わかった」

 この時点では、そこそこ時間にも余裕がありました。ところが、発車時刻7分前になっても電話が来ないため、心配になってこちらからかけてみると、息を弾ませて電話に出て、「今、新幹線の中で席を探してる。ああ、どうなるかと思ったよ。新幹線のホームに入る改札で、ママは切符を2枚入れるって言ったでしょ? あれ、3枚だったんだよ。(乗車券は立川から使えるという説明は右の耳から左の耳に流れ、何も考えずに予行演習通り、立川で切符を買ったんだろ!)それを駅員さんに教えてもらって手間取っているうちに、駅弁を失くしたと思ってあせったら、駅員さんが預かってくれてて、そんなことしてたらぎりぎりになっちゃった」「……とにかく、新幹線の中なのね? それは間違いなく、空の乗る10時30分発ののぞみ〇号なのね?」「うん。席も見つかった」「よかった、じゃあね」と胸をなでおろした10分後、空から電話が。

 

 「乗り遅れた」(←パニック)「は?」「目の前で行っちゃった」「……ちょっと待って。さっき、乗って、席も見つかったって言ったよね?」「あれはちがう新幹線だった。ホームの向こう側の新幹線だっていうことに気が付いて降りて、本当の新幹線のほうに行ったら、目の前でドアが閉まって行っちゃった。今、ホームにいる」(←半泣き)

 

 その時点では聞く余裕がありませんでしたが、後日、どうして違う新幹線だと気づいたのかと尋ねると、空の座っていた席にサラリーマン風の男性がやってきて、「あれ、ここは私の席では?」と言うので空が自分のチケットを見せると「これは違う新幹線だね」と教えてくれたのだそうです。

 その新幹線はガラガラに空いていたというので、もし、空が座っていた席が空席だったらきっと乗り間違いには気づかず、そうなったら、途中の駅のことなど何も知らない彼のことだから気づかずじまいで終点までいって「あれ、山口がない!」ってなことになっていたかも……! そう思うと、その席にやってきたサラリーマン、天使だったのでは? と思えてしまいます^^

 

 何百キロも先のどこか分からない場所からのSOSではなかったことに一安心ですが、根拠のない自信も不敵な態度も砕け散り、今や東京駅新幹線ホームで絶望している空。彼の運命やいかに……。

 

 すみません、次で完結します(笑)