皆様、本日もありがとうございます。昔、アメリカで交通事故に遭い(それがきっかけで離婚)、顎の骨を3本折りました。その際、全部の歯にヒビが入り、100万円ほどかけて治療しました。その時の治療が、30数年経って使い物にならなくなり(正確に言うと事故から37年、良く持ってくれたなあ)再治療に追われています。

 

別に痛くないし、かなり長い間放置していましたが、歯が落ちて歯根だけが歯茎に残った場合、口の中で腐敗して悪影響があるらしい。(知らんが、医者の説明)

私が通っているのは、多分近所で一番安い、大学歯学部、学生の実験台になる部門です。ところが、複雑な治療になると卒業生(歯科医)の部門へ回されます。歯科医部門は、町の歯医者さんほどではないが、それなりの請求があります。前歯を2本抜くだけで19万円。ガーンポーン 子供の頃って、街の歯医者さんが数百円で抜いてくれなかった?(まあ、50年前だし、保険もあったし、比べてはいけませんが)歯学部の学生に、「なんで学生がやってくれないの」と、詰め寄ると、

 

「学生でも抜けますが、1本なら学生もやらせてもらって、2本以上は歯科医の仕事という規定が学部内にあるんです」

 

と、逃げられました。

 

私はオットの歯科保険に入っています。会計課で「この見積もりのうち、自己負担はいくらですか」と、尋ねると、

 

「今、忙しいから答えられないわ」

 

と、ケンもほろろでした。歯根を抜いた後は、日本でも高額な「インプラント」を入れることになります。従姉妹が日本の歯科医と結婚していますが「一番儲かるのがインプラント」と、言っていました。

 

私の周囲には、アメリカ人と結婚した後も市民権を取らずグリーンカードで生涯通す人がいます。彼女たちが主張する、アメリカ市民権を拒否する理由の一つ。
 

日本の健康保険を使うチャンスを放棄したく無いから。何かあったら、日本で治療を受けたいから

彼女たちの子供は、21歳までは日米両国の市民権があるので、子供のインプラントを、夏休み中に、日本の歯科医で済ます人もいます。彼女曰く。

 

「航空券よりずっと安く付くわよ」

 

最近は外国人家族が、日本の健康保険を使って治療を受けた後、さっさと母国へ帰ることが問題になっていますよね。

 

本日もありがとうございます。また、読んでいただけると嬉しいです。

 

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