皆様、本日も読んでいただきありがとうございます。アメリカのNetflixで現在3位の映画、「ヒルベリーエレジー郷愁の哀歌」を見ました。トランプ政権の副大統領候補の話です。

 

トランプ氏は、バンス上院議員を副大統領候補に指名することを躊躇していたそうですが、息子たち、イーオンマスクの強い勧めがあって決めたそうです。ヒルベリーとは、日本語にすると「田舎者」という表現が近いです。ウチのアメリカ人オットは、バンス上院議員の生まれ故郷と同じ場所で育っていて、「母に問題があった田舎者の秀才」という点は似ています。義母はヘロイン中毒ではありませんでしたが、バンス氏の母のように、子供を乗せた車で暴走して「突っ込んで死んでやる」と、叫んだことが何度もあったそうです。ガーン

 

看護婦だった母親は就職前の尿検査に、息子の尿を提出することを強要しました。彼女の尿は「薬物で汚染されているから」。ここはちょっと疑問。私も裁判所の通訳に登録する前に指紋検査、尿検査を数回受けましたが、尿を提出する前に、従業員が「トイレは流さないで」と言って、必ず使用後トイレをチェックされました。(他人の尿を提出させないため)

検査は6年前に一度だけだったので、数年に一度は再チェックをした方がいいんじゃないかなあ。友人が勤務する日本企業は「薬物再チェック」を行うと、毎回数十人が解雇されるそうです。

 

映画の中で、よく見かけた光景が登場します。バンス氏が大好きな「baloney sandwich ボローニャサンドイッチ」は、ウチのオットの大好物ですが、私は苦手です。厚切りソーセージが重いです。「ボローニャサンドイッチ」こそは、「田舎者」を象徴する食べ物。洗練されたエール大学では禁じられているそうです(うちのオットは、え、本当か?と色目き立ったのですが、映画の中の冗談です)。

 

数々の薬物に手を出し、最後はヘロイン中毒だった母親から息子を引き離したのは祖母。祖母も凄まじい女性で、酔っ払って帰った夫(バンス氏の祖父)に、「あんたの尻に火を付けてやる(という英語表現かと思った)」と叫び、本当にライターで夫の背中を燃やしました。娘(バンス氏の母)が、毛布をかけて火消しをしましたが、焼死寸前。不安不安  母親は高校で400人中2番の成績でしたが、家が貧しくて大学には行けませんでした。母親のインタビューを見ましたが、バンス氏は出版前に母に謝罪したそうです。

 

「お母さんのこと色々書いてごめんね。でも、僕はお母さんが大好きだよ」

 

ベストセラーになり、後に映画化されたこの本を出すきっかけは、エール大学で担当教授だった『タイガー・マザー』(原題:Battle Hymn of the Tiger Mother)の著者、エイミー・チュア の勧めでした。

 

私の映画の見方。Netflixでスペイン語音声。字幕は英語とスペイン語の両方に設定します。コンピューターの別画面で Quizlet を開き、英語、スペイン語、日本語の定義を入力します。単語帳に登録した単語は1800を超えました。このやり方だと映画を見るのにちょっと時間がかかりますが、いいんです、これが還暦の趣味だから。指差し

 

読んでいただきありがとうございます。

 

よく食べるのは何バーガー?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう