皆様、本日もありがとうございます。振り返り投稿です。写真は亡くなった長男の高校の卒業式風景です。4年前に書いた記事は次男の大学入学を祝いながら、ウジウジと暗い。

 

家族には言いませんでしたが、私は考えていました。誰も何も言わないし、大半の人は忘れてしまったかもしれませんが、この家は、死者が出た家です。きっと、近所の人はヒソヒソと話しているでしょう。

「あの家の子供が死んだって」不安不安

 

私たちが子供の頃は、どこの親もテレビで高嶋ファミリーの成功を見る度に「あの家の長男は悪い家政婦に・・・」と、聞かされて育ちました。人の不幸は蜜の味とまでは言いませんがね。

 

そして4年経ったのに、まだ卒業出来ないじゃないか?夏休みと秋に頑張れば、12月に卒業出来そうです。卒業はいいが就職は出来るのかなあ?親の不安は尽きません。

 

この夏休みは、次男は良く勉強しています。生まれてからこんなに勉強するのを見るのは初めてです。

 

長男が亡くなって、5年過ぎました。彼を忘れることはないし、彼のことを考えると涙が出ることは変わりません。変わったこと。周囲のことは気にならなくなった。

 

「それがどうよ」

 

という感じです。子供に死に別れる、人はさすがに稀ですが、5年経つとウチのアメリカ人オットの友人たちも、結構苦労している。離婚で財産の大半を持って行かれた人、新しく出来な彼女からさらに金銭を引っ張られた人、妻に先立たれた人。誰にでもそれなりの風は吹きます。今日も、逆風によろめきながら暮らします。

 

本日の読んでいただきありがとうございます。