皆様、本日もありがとうございます。「置かれた場所で咲きなさい」というタイトルの本がベストセラーになりましたね。ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子氏は、幼少時、自宅に押し入った将校に父を射殺されました。昭和11年に起こった、あの二・二六事件の被害者家族だったそうです。

 

いつもの道を散歩していて、泥の沼に咲いたハスを見て、あの本のタイトルを思い出したました。ドロドロに濁った、カエルや亀や蛇が住む人口池に、どうしてこんなに綺麗な花が咲くのでしょうか。

一点の汚れもない白い花びらは、水から上がった白い星のように輝きます。

小鴨を連れた親🦆は、花の間を泳いでいます。

ここは公共プールの横に作られた小さな公園で、歩いても8分。時々、この美しいハス

の花を引き抜いて持ち帰るアメリカ人がいるんですね。高級そうな犬を連れて散歩しているから、多分、近所に住む裕福な家のご婦人。

 

「うちに飾るの」

 

と、ためらいもなく花を引き抜いて持ち歩いていますが、ここは街が管理する公園だから、個人が抜いてはいけないのでは?ハスの清れつな美しさは、置かれた場所で楽しんでいただきたいです。

 

読んでいただきありがとうございます。

 

尊いもの

 

Ameba写真部