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皆様 本日もありがとうございます。月に一度、東京に住む妹、芦屋の介護施設に住む90歳の叔母と3人で女の句会を開いています。交替で句のお題を決めます。今月は妹でテーマは「風」です。句を詠む人は、「一日一句」を目標に詠まれるそうですが、。私は月に一度がやっとです。だんだん面倒になっても月一だから気楽です。今日は11句ありました。

 

私の心の中に、いつも亡くなった長男への想いがあり、句を詠んでもつい、暗い、毒を含んだ句が多いなあ。彼の死は命の終わりであるけれど、子供の死を抱えて生きる自分の、次の人生が始まっています。

 

父呼ぶと タバコの煙 春風に乗る

 

五月晴れ 父母の墓にも 風吹き抜け

 

風薫り 翔んで行きたし 父母の墓

 

吹き流し はるか故郷を 蹴り倒し

 

幾山河 風も届かぬ 異国に朽ち

 

月かな 父の呼び声 フワリ跳び

 

柏餅 頬張る父の手 触りたし

 

風薫る 呼べど答えぬ 父母見送り

 

五月雨や 終われ始まれ 我が子の死

 

五月雨よ 涙乾かず 子を亡くし

 

五月風 もっと遠くへ 連れてって

 

読んでいただき、ありがとうございます。

 

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