アメリカで出回る食品衛生法禁止の魚

皆様、こんにちは。数日前に書いた「100ドルの寿司屋の舟盛り」に混入された「白マグロ」ですが、アブラソコムツ、またはエスカラーと言って、日本では食品衛生法で禁止されていると、知りました。以下はウイキペディアから、再度引用させて下さい。

アブラソコムツは、大トロに似て美味とされるが、有害である^[2]。

日本ではバラムツとともに販売禁止に指定され（食品衛生法第6条2項：有害な物質を含むもしくはその恐れのある食品）、判例もこれを支持している^[3]ため、市場には流通していない。しかし上記の通り釣りの対象で、釣獲や混獲で入手可能なことから一部で食用にされている。有害性は、油脂成分がワックスエステルであることに由来する。これは深海魚に多い形質で、ヒトは消化できずヒマシ油などと同じく瀉下作用（下剤）を発揮する。

なんと、今日買い物に行った、アジア系の生鮮食品の高級店で、売られていました。お店に迷惑がかからないように、店名、地名は隠しました。寿司屋では「白マグロ」と、高級そうな名前で呼ばれていましたが、アジア系のお店では、エスカラーと、英文名が書いてあります。「この商品は胃に不快感を生じる可能性があります」と、表示してありました。この店はウニやイクラを25ドルから30ドルで売っています。横にあったサーモンは一切れ8ドルなのに、エスカラーは、たったの3ドルから5ドル。実は、安い魚だったんですねえ。寿司屋は「白マグロ」と呼んで、高級な舟盛りに入れて出しましたよ。日本の皆さん、今後アメリカで白マグロを見たら、エスカラーという深海魚だと注意しましょうね。