見に来て下さってありがとうございます。私と同じように障がいのある子供を育てているご両親、どうか、私の分までお子さんを可愛がって上げて下さい。

 

ある夏の日。

 

「長男、図書館へ行くよ」 

 

と、誘う私に、長男は図書館の本を運ぶ専用バッグを持ち、

 

「僕の本はどこ?」

 

 と、尋 ねたのだ。私は驚嘆した。図書館へ行くという情報と、空っぽのバッグ。 2 つの異なる事実を結びつけて、自分で言葉を引き出したのだ。 

 

私たちの闘いは、まだ 続 いている。 私 と 同 じように、 自閉症 の 子供 を 育 てる 日本 のお母さん、お父さん。絶望しないで。どうか自分を責めないで。親ができることを、精一杯子供にしてあげて。

 

上は3年前に書いた本の最後の言葉です。その後、恐らくは薬の副作用で7ヶ月前に長男を失いました。解剖結果は未だにわかりません。Toxicology (毒物)が、原因かもしれないと、アメリカ人の夫は話しています。心臓発作や、脳梗塞の場合は、これ程長くかかるはずはないのではないか、と医学部の学生は言いました。確かな事は、誰も解剖結果が出るまでは、何も言えないそうです。

 

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