新しい家族 | Journey Together ~多系統萎縮症の父と家族と○○と~

Journey Together ~多系統萎縮症の父と家族と○○と~

2015年5月、父が多系統萎縮症と診断されました(発病はおそらく2008年頃)。難病を抱えることになった父と家族の介護の日々を綴ります。


色々な迷いは
飼うと決めてからもずっとありました。



ぴかちゃこのように可愛がれるだろうか、
愛せるだろうか。
(ぴかちゃこほど可愛い子は他にいない( ̄▽ ̄)



愛せたとしても、
愛し過ぎて夢中になり過ぎたら
ぴかちゃこに申し訳ないだろうか。
(ぴかちゃこの存在が薄らいでいくのが怖い。
愛の対象はぴかちゃこだけで十分(>_<)




出会うと必ず訪れる別れに
耐えられるだろうか。
(弱っていく姿を見たくない。
あの悲しみ、切なさ、恐れは二度と味わいたくない( ; ; )


などなど。



それでも、もう一度飼う決断をしたのは、
前記事に書いたように、
もうしばらくの間、
私はちゃんと
「生きなければならない」と思ったこと。
ワンコはそんな私を助けてくれるかもと思ったこと。

夫が飼うことを望み、
苦労の多い夫にとっては確かにワンコの存在は
大きな慰めになると思ったこと。

妹家族の強力な勧め。
(家が明るくなる!
おじいさんの慰めにもなる!
おじいさんに買って貰えばいいニヤリ
と主張してくれた。)

父も「飼ったらいい」と言ってくれたこと。
(指サインで)

そして、
出会えば別れは辛いのだけど、
別れの後にはもう一度天国での再会があるので、
天国で喜びを持って再会したい相手は
多ければ多いほど嬉しいだろうと思ったこと。





まあとにかく
本日、予約していたブリーダーさんの元に
赤ちゃんワンコのお迎えに行ってきたわけです。


はっきり言って
ぴかちゃこほどの美人じゃないけどチュー
愛嬌あって可愛いです💕

色々迷っていたことは
全部吹っ飛んで、
目の前の小さな命をしっかり守らなくちゃ、と
力が湧いてきました。
生きる力が湧いてきました。


ぴかちゃこが薄らぐことが怖かったけど、
薄らぐどころか、
赤ちゃんワンコの動作や表情で
忘れていたぴかちゃこの赤ちゃん時代を
色々思い出し、
もう一度ぴかちゃこに会っている気分です。
これから私は、ぴかちゃこと一緒に
赤ちゃんワンコ育てを
していくのだと思います。



私がこう思えるようになったのは、
友人たちの励ましやアドバイス、
祈りによるところ大です。
ありがとう!お友達の皆さん!



名前は笑子(にこ)です。
2020年11月20日生まれ。
神様が出会わせてくれたと信じます✨

これからたびたび登場してくると思います。
よろしくお願いします。