気づけば巡礼の旅 | LukeのBlog

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ヤクルト・スワローズ、ヤクルト・レビンズ(ラグビー)、ラグビー、ガンバ大阪、陸上、サイクルロードレース、東大野球部、東大ウォリアーズ(アメフト)、Xリーグを熱烈応援中で趣味・料理。

週末の京都はまさに蒸し風呂状態。

部屋から見える比叡山は湿気の塊が降りてきてるようで霞んで見える。
翌日に必要な買い物を済ませて、夜は狙いを定めていた有名店のすき焼きを食べに行くも早々に閉店で食べられずじまい。
金曜の夜に18時半で閉店とはこれ如何に?
週末の京都で感じたのはコロナ禍による人手不足が尾を引いていて未だに時短営業の店が多いのと、タクシーも大幅に減ってる様子。
ホテルも部屋は空いててもベッドメイクをする人が足りず満室にできないホテルもあるそうな。

東京もそうだけど観光客は戻ってきてるけど、それを受け入れる様々なインフラが戻りきってない印象。人手不足は死活問題の様相を呈してきた。
夜は祇園でお酒。
久しぶりに行ったのに覚えてくれていた店主とスワローズ談義に至福のひととき。

お土産に持って行ったいつかの燕パワーユニをあげたら喜んでくれてなにより。 

翌日、まずは母の一周忌。
上下黒服にネクタイをしてた数時間でワイシャツはびしょ濡れでサウナスーツの如し。
お寺での法事と食事と色々な準備は大変だったけど無事に終えてやれやれ。三回忌は簡単にやろう。
その夜は親友の(個人的)5回忌法要。

コロナやタイミングが合わずに中々行けなかったパナソニックスタジアムに行ってきた。
ヤクルトファンになってくれたお礼にガンバ大阪サポーターになる!と共に応援してきた彼は、神宮球場の花火をインスタにあげた翌日突然倒れ、その数カ月後に一度も退院することなく逝った。

僕がパナスタに連れてってやる!と病床で約束したものの叶わず逝った彼の魂はここにある気がしてる。
一定額以上の寄付をするとスタジアムに名前が刻まれる壁に刻まれた彼の名前を見つけると、あえて凍結してた感情が溶けるように泣けた。

彼とここに来たのはもう7年くらい前で急逝して4年。年月が経つのが早い。
あれからは神宮球場にいても彼を探してしまうし、似た人を見るとハッとするし、何より一緒に行ってた色んなスポーツ観戦の多くが一人になって困っている。

何故なら、一人行動は「飽きたかも…」と思った瞬間に帰ってしまうから。
大学野球を2試合見ることはほぼ毎日なくなったし、プロ野球を見ててもこれからって時に帰っちゃうし、なんだかな〜。
翌日は甲子園口に行って、母が亡くなった時に色々と相談に乗ってもらった古い友人と久しぶりの再会。
いつも元気でめっちゃ可愛いかった奥様をコロナで亡くしたのは知ってたけど、すっかりやつれた様子でかける言葉が見つからず。

お好み焼きを食べながら近況を話して退散し、せっかくなので甲子園球場を見て全日程終了。
この週末の旅は行きたいところに行ってたら気づけば巡礼の旅みたいになってて、色んな思いを巡る旅となった。