◆楽しい音楽の時間デス♪
先月ホテルオークラで聴いた荒井里桜さんのバイオリン。
さすがに相模大野までは…と思ったけど、『大好きなメンコン(メンデルスゾーンのバイオリンコンチェルト)を演るのなら行くべし!』というわけで、遠路遥々…ってほどでもないけど行ってきた。
◆相模原ジュニアオーケストラ
相模原ジュニアオーケストラてのは、この日のために去年の夏にオーディションで集められた子供達を中心とするオケだそうな。
このコンサートに荒井里桜さんの出演が決まった時点では日本音楽コンクールの結果は出ていないので、"時の人"ととなった彼女との共演に更に練習に力が入ったことでしょう。
『ジュニア…』と言っても音大の学生やお手伝いのOBや、その予備軍ばかりでそこらのアマオケより上手いかも。(といっても当の荒井里桜さんも大学2年生だけど…)
そんな中、1/8か1/4スケールくらいの小さなバイオリンを持った小学一年生の小さな子もいて、おっちゃんとしては胸がキュンとなる不思議なオケなのだ。
ここに集い、一生懸命練習をしてきた子供達が荒井里桜さんの演奏を見て『彼女のように弾けるようになりたいな~♪』と思うといいな~と思うのでした。
◆さて演奏
メンデルスゾーンはこの世で一番好きな作曲家なんだけど、何と美しくてロマンチックな音楽をこの世に残されたことかと…。
久々に生音でメンコンを聴いたけど、演奏云々の前に、先ずは『やっぱりこの曲は名曲だわ…』という感想が第一印象。
歳を重ねてくにつれ、一楽章や終楽章のアレグロより、子供の頃は退屈に思えた二楽章のアダージョやアンダンテが身に沁みるようになっていて、この日の荒井里桜さんの演奏は『このまま二楽章が終らなければいいのに…』と思えるような演奏だった。
東京音楽コンクールと日本音楽コンクールで立て続けに1位を取ったことで演奏活動が増えてる荒井里桜さん。
聴く度に音の深みや表現力が豊かになっていて二楽章を見事に歌い上げたのでした。
◆ 幅広く聴く『趣味:音楽』
ここ数年は売れ筋の洋楽とカラオケ予習用の邦楽を聴くことが多かったけど、最近聴くのはクラシックや二十歳前後にどっぷりハマったJAZZが多くて原点回帰してるかのよう。
今年はクラシックの生音の時間をもう少し増やしてみよう♪