ここに来ると胸が高まる。
そこは7万のキャパに対しアウェイに与えられる席はたった3千。
一切の行き来を許されず完全に隔離された中で四方を赤の壁に囲まれ叫び続ける。
こうして得るゴールや勝利の瞬間のそれはまさに社会的アヘンなのだ。
◆浦和のコレオは日本一
あのキャパのゴル裏を毎回毎回満員にできて、やろうと思えばいつでもコレオができるクラブはここだけ。
この日も特段特別な試合でもないのにコレオをやった。
そこに日の丸が入ったワケは?、来年のACL出場を諦めていない意思表示なのか、裏でACL決勝を戦ってる鹿島へのエールなのか、ガンバ戦をナショナルダービーと位置付けているのかは不明。
何れにしてもいつもながら秀逸の出来映えで思わず写真を撮ってしまった。
僕は『例の事件』を知らない新参サポだけど、ガンバを応援している限りこのクラブと対戦しないリーグはあり得ない…と思うのだ。
◆ピクニック
観戦数日前にゴル裏仲間に出動時間を問うと『少し早めに行ってピクニック』とな。
このスタジアムの欠点は貧相なスタグルにあって長蛇の列ができる反面、素晴らしい芝生広場があること。
ピクニックってことはお弁当が必要じゃん!?
出動時間をいつもよりゆっくりの7時と定め、4時半に起きてちらし寿司を炊き、唐揚げとヒレカツを揚げる音が響き渡るLuke家のキッチンw
ポカポカ陽気の芝生広場でのピクニックと昼寝は秀逸のひとときでありました。
◆さて試合
ここで得るゴールや勝利の瞬間のそれは社会的アヘンって言ったけど、それを4回味わった。
そして降格の危機に瀕ていたガンバは破竹の7連勝によって、きっと降格圏を脱出した。
帰り際『来年もまたここに来れる…』と一人呟くのでありました。