寝起きのテレビから聞こえてきたお天気お姉さんの能天気な一言。
最後にラグビーを観てから一ヶ月が経ち、心なしか手が震えてきて禁断症状が出てきた趣味・スポーツ観戦。
どっかで何かしらスポーツはやってないものか?
とググると、土曜は浦和美園でどこぞのサッカーで日曜は(ハマると困るのであえて手を出してない)バスケット。
◆オール早慶明の廃止
この時期はオール早慶明ラグビーをやってるので、そのスケジュールを確認しようとしたら『去年をもって終了となりました...』とな。。
第一線で活躍する選手を排出する伝統校の現役&OBによる交流戦で、一頃はわりとガチな試合をしてたけど、最近は引退試合に使われたりしてエキジビション要素が増していた。
とはいえ半世紀に及ぶ歴史ある交流戦が無くなるのは実に寂しい。
強化と国際化のために致し方ないとはいえ、ことのとろの日本のラグビーの日程の迷走っぷりはスーパーラグビーに振り回されていてわりと憤慨しているのだ。

◆明治大学vsシドニー大学
こんな交流戦があるなんて初めて知ったけど、ランチ&散歩がてら行ってきた。
今年2回目の明治大学・八幡山グランドは外国人のお客さんも来ていて少しだけグローバル。
試合は38-56というやや大味なラグビー。
明治はスクラムも押せてるし、シドニー大の反則も多くて序盤は取っては取り返しの展開。
「ラグビー強豪の国のオーストラリアとはいえ、世界的には東大・京大と肩を並べる『お勉強デキル大学』ゆえ、東大野球部みたいなもんやろ...」なんて舐めてたわけじゃないけど、相手は生まれた時からラグビーボールで遊んでるオージーだった。
後半は個人技で抜かれる場面が増えて、気がつきゃ圧倒されてた印象。

感心したのは、攻撃においてはいい意味でわりと雑でそれほど組織化されてない自由奔放なラグビー。
場面場面でのあるべき動きを教育されることなく、ボールを持ったら前向いて走れ!と教わってきたかのよう。
そんなラグビーでやられたのは個人技がほとんどと、明治のDFのミスからなのに、守備に回ると一転して組織的。
明治の3倍くらい声を出してマークする相手を宣言したり指示を出して、明治のFWの縦にはダブルタックルで対応する光景はもって生まれた才能のように自然と身についてるようだった。

◆ノーサイド
入り交じって記念撮影を撮ったら...
その次は肩を組んで互いの校歌?部歌?を歌って楽しそう。
ザ・ラグビーの光景。
今夜の彼らは共に美味しいビールが飲めることでしょう。

来週はオール明治でもう一試合やって、来月はイエール大学を招いての交流戦だそうな。
国際交流戦もまた楽し。