・強豪校が対決する大学ラグビー@秩父宮
・リーグ最終戦のXリーグ@横浜スタジアム
3か月前からカレンダーに花丸つけて行く気満々だったのに二週連続の台風。
先週、どしゃ降りの浦和のゴル裏で吠えたら僕のか弱い扁桃腺が悲鳴をあげているので無理せず自宅でテレビ観戦。
◆さりとて…
僕はラグビーについては贔屓チームを作らないと決めている。
数少ない秩父宮での観戦機会を削がれたくないのと、特に大学ラグビーは学校毎に”ラグビーのカタチ”があるので見てて楽しい。
とはいえ長らく観てると、世代毎に魅力があって思い入れのあるチームや選手が現れるもんなんですよね。
それに社会人ラグビーではサントリーや東芝が、大学ラグビーだと明治と早稲田が強くないとやっぱり面白くない。
あと、明治のグランドがある八幡山の近くに長らく住んでるので、練習試合や早明戦前日の練習は散歩がてら行くので若干の明治贔屓にならざるを得ないのだ。

◆前へ
いつからそんな華麗なラグビーを目指すチームになったのさ?
序盤は個人技や華麗なパスでスルスルと抜いてくプレーが多くて「海外のラグビーをテレビで見すぎじゃね?」と興ざめ。
明治大学ってのは最も泥臭くてFWでゴリゴリ行くチームだと思ってるし、そうあるべき。
実際、後半にゴリゴリ前進して取ったトライは明治らしかったし素晴らしかった。
あれをやり続けたら相手は嫌だと思うんだけどな~。
部外者の勝手な固定観念なんだけど、早稲田や慶応は各々のカラーを失ってないラグビーを見せつけただけに寂しい気持ちになったのでした。
なんでもいいけど正月に同志社あたりとの準決勝が見たいぞ~!

◆荒ぶる
一転、早稲田はすげ~良い試合をした。
帝京の一強だった対抗戦に風穴を開けんとする、15人が中心選手のような早稲田らしい全員ラグビーにワクワクした。

一方、帝京はあえて何かに挑戦してるかのようなラグビーだった。
ラインができてる時は基本ダブルタックルが徹底されていて、ラックへの集散もとにかく早い。
今季から日本選手権に大学が参加できなくなってモチベーションの維持が難しい中で課題と目標を掲げてる感じがした。
点差が圧倒的でない分、ひと頃の強さに陰りが見えるように感じるけど、あえて難しいことに取り組んでる様にも見えたし、ここからジャパンの選手を排出しようという岩出監督の新たな取り組みが感じられた。
てなわけで11月はテストマッチ月間なのでトップリーグはお休み。
ポカポカ陽気の小春日和に大学ラグビーを見に行けるといいな~。