7勝19敗。
スワローズファンにとっては耐え難き8月でした…。
それでも神宮球場の一塁側はいつもほぼ満員。
ファンの声援やそれでも勝ちたいと願う気持ちはベンチや球団に届いているのか!?
◆監督更迭論は基本的に反対派
僕は監督が途中でお辞めになるのには基本的に反対で、高田さんがお辞めになる時も小川さんがお辞めになる時も猛反対でした。
真中監督は選手の頃から好きだったし、就任一年目で破竹の勢いで勝った采配は大好きでした。
こんだけ負けてるがゆえに監督の采配や考え方を批判する意見は多いけど、「たまたま」「偶然」「運」だけでは絶対にリーグ優勝はできないと思う。
どんだけ負けようとも、もろ手を上げて絶賛し、14年ぶりに優勝の感動を与えてくれた真中監督に、手のひら返しで批判をするなんてみっともないことはできないから。
◆チームスポーツの監督が変わる時って…
敗けが込むとチーム内で起用や采配に疑問が生まれ、ベンチの雰囲気が悪くなり指揮官に対する求心力が無くなってく…のは、どんな名将であれ歴史が物語っている。
今年においても監督の途中交代はせず、今季で退任の意向を示してガス抜きをした上で、今一度チーム一丸となって何とか一つでも順位を上げてシーズンを終えて欲しい…と願っておりました。
◆でも、あんまりでない?
『正直、来年もう一年やっても厳しい。勝つ自信がない。』
(文脈もわからず切り取られた言葉しか発信されてないから何とも言えない部分はあれど…)これはダメだよ。
勝てる気がしね~とな?
ひょっとして「来年も優勝なんて無理に決まってんじゃん。」って言ってる?
真中さんは今年で監督も辞めて球団にも残らず関係なくなるからいいけど、来年もやってく選手や、それでも球場に来て応援してるファンはどう理解すればいいのさ?
僕はね、この言葉がずっと腹に落ちないまま消化不良を起こしてるのですよ。
それを言ってしまうなら、その場でお辞めになるべきだった。
と同時に、これを言わせた球団幹部の責任は極めて重い。
プロ野球選手がなんぼ個人事業主の集まりとはいえ、こんなことを言う監督の下で野球をやっても士気は上がらんでしょう。
甲子園でエラーを重ねる選手に「集中力が足らん!」「しっかりしろ!」と叱咤激励するのも的外れな気がしてきた。
ファンとしてはこの歴史的惨状をしかと目に焼き付けておく必要があるので目は逸らさないけど…、それでも士気の上がらない野球をあと一ヶ月見続けなければならない。
監督やコーチ、特に球団幹部の心にライトスタンドの声は届いているのか!?