実はこの3連戦はものすごく大きな位置付けをもって見ていました。
チーム状態は決して良くないものの恐らく今シーズンのベストに近いメンバーが揃っていたし、なにより交流戦が終わっての仕切り直しの第2の開幕試合。
交流戦で優勝した読売相手にどの程度戦えるのかと…。
結果からいうと、とても良くない。
2勝、あわよくば3勝して流れを引き寄せて欲しかったけど、目を塞ぎたくなる様な守備のミスやピンチで投手陣が粘りきれないままの逆転負けや引き分け。
選手・ベンチは負け越した気分に違いないし、僕もそんな気分。
去年なら3つとも取っていた展開だったでしょう。
正直、現時点ではとても優勝を狙える、争えるチームには見えないかと。。。
1戦目はバレンティン様々の個人的にはあまり好きじゃないパターンの勝ち方。
2戦目はミレッジが出て、浩康君が送って、川端君が返して、バレンティンがHR。
この日は理想的な点の取り方なのでしょうが、中押しなのかダメ押しがないまま継投で試合が壊れてしまいました。
3戦目も好投手ではあるものの点の取り方がイマイチ繋がらないまま接戦に持ち込まれ、延長で勝ち越したところでクローザーが失点して引き分け。。。
今シーズンのこのチームの限界を見ているようで、実はちと機嫌が悪い。
片や読売にしてみれば負け越さなければいいカードで“やりにくい”ヤクルトを相手に五分なら御の字だし、登場選手からしてかなりのデータが取れた試合だったでしょう。
課題…。
由規君やイムの不調もあるのでしょうが、見た目的にはロマン・バーネットと代わりが現れている。
個人的には一にも二にも畠山君です。
セ・リーグ5球団は彼の抑え方は完全に把握しているようにも見えますし、彼も去年ほどのキレも無いし思いきりもない。
オープン戦の頃、バレンティンの不調を心配するマスコミやファンが多くいる中、僕は一番に畠山君を心配し続けていましたが残念ながらに思った通りの経緯をたどっています。
春先の畠山君はこんなもんだ…っていう記事や意見も目にしましたが、彼が一年働いたのは実質去年だけだし、開幕スタメンなんて今年初。
なにを勘違いしたのかスロー調整でいいわけないし、例年通りの仕上がりでいいわけなかったわけです。
オールスターは落選することを祈ってそこで浩康君とミニキャンブをやりませんか?
さて、これからスワローズが巻き返すにはどうすればいいのでしょう。
一言で言うなら“ホワイトセル”の出現でしょう。
要するに勝負どころで決勝HR・決勝タイムリーが打てる人。
今は2outのチャンスでタイムリーが出たらラッキーくらいの目で見てしまっていて、凡退すれば「あぁ~、やっぱりな…」と簡単に諦められちゃう自分がすごく嫌だ。
2outから得点してこそ流れも生まれるし、相手が消沈する。
監督が畠山君にこだわるのは解らなくもありませんが、相手にしてみれば一発の恐怖感すらない彼がこのポジションにいるのは…どうなんでしょう。
外国人枠や予算を鑑みるに2年前の様に新外人を連れてくるわけにもいかないでしょう。
その位置付けに一番近いのが3年目で荒さが目立ち始めた松井君…というのがこれまた酷だし、実に哀しい現実。。。
松井君、とりあえずその気になって一塁の練習もやってみる?
※ちょっとしょっぱい記事でごめんなさい。。。