木枯し吹く最終戦の夜 | LukeのBlog

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ヤクルト・スワローズ、ヤクルト・レビンズ(ラグビー)、ラグビー、ガンバ大阪、陸上、サイクルロードレース、東大野球部、東大ウォリアーズ(アメフト)、Xリーグを熱烈応援中で趣味・料理。

昨夜は色んなことがありすぎて何から書いていいやら解らないけど、僕が“野球が好きたるゆえん”のほとんどが見れた様な一夜でした。
素敵な物をたくさん見て、たくさん心に焼きつけました。
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石井弘寿投手
お疲れさまでした。
これまでたくさんの素晴らしいピッチングを見せてくれてありがとう。
6年も怪我に苦しみ、もう一度神宮のマウンドで躍動する彼の姿を願っていましたが残念無念です。
本人としては“野球をやり尽くした感”は無いかもしれないけど、僕らにはたくさんの想い出があります。
ありがとう。

マエケン
素晴らしいピッチングでした。
敵ながら“大あっぱれ”であります。
正直“最終戦でノーノー見るのも悪くないかもな~”って思ってました。
来年は最多勝狙ってください、ウチ以外で勝って…。
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藤本選手
待ってました。
このところこのブログでは彼を切望し続けてきましたがやっと来ました、この出番。

彼にはベンチを盛り上げる役を期待してましたが、これ程にも勝負強いバッティングをするとは…、想像…、してました。
“藤本打ったらオモロイわ~”
“どこのどいつも敵わんわ~”
“いつまでもいつまでも止まらない燕打線~”
絶叫の如く歌いました。(満足…)
ベンチを盛り上げるだけでなく、ノーノー阻止にサヨナラの足掛かりとなる二塁打。
外野にまでもの凄い集中力が伝わってきました。

FA移籍選手でありながらも二軍調整が続く中、焦らず腐らず調整し、チームの危機に一発で結果を出す姿にちょいとウルッときました。
いつか彼にこんなチャンスが来ると信じてたし、スワローズの“全員野球”の真髄を見た様でした。
ナイバッチン!

ふくちくん
お立ち台できなくて気の毒です。
普通なら今日は彼のための試合だったかもしれないのに…
おとなのじじょうです、おさっしください。
でへへのへ。
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カープファン
“最後まで残り過ぎです!”
“温か過ぎます!”
過去にここで何度も言ってますが最終戦はやっぱりカープに限ります。
東京から一番遠いチームのファンがあれだけ集まって、あれだけ最後の最後まで残ってくれる。。。
あの人達は野球ファンだよ、やっぱり。

正直、一番泣けたのはマウンドを降りる石井投手にレフトスタンドから“石井”コールが聞こえた時だったのかも。

やっぱり毎年何かしらの小細工をしながら、“最終戦はカープ”って決めませんか!?
そしていつか来る前田選手の引退の際は声渇れるまで“前田コール”をすると誓います。

とりあえず144試合が終りました。
春から色んな事があったし、悔しい思いもしたけどやっぱり楽しかった。
スワローズの皆さん、ありがとう。
残る決戦、今度こそ彼ららしい野球をやり切りましょう。

暖かかったこの日は試合開始直前から北風に変わり、試合が終わる頃には木枯しが吹いていて、いよいよ晩秋を感じさせる神宮外苑の夜なのでありました。