昨日から千葉の実家の様子を見に帰って参りました。
見た目での被害はほとんどありませんが、都内より震源地に数十キロ近いこともあり、昨夜の余震は相当揺れました。
ビビりました。
両親はそれなりの年なので余震もそうなのですが、計画停電に若干ノイローゼ気味で精神的にかなりやられています。
比較的都心に近い千葉ですら、こんな状況です。
私に出来ることといえば避難用の荷造りや、買い出しくらい。
そこで、23区とは比べ物にならない程の温度差を体感してしまいました。
近所や最寄り駅のスーパーの照明。
信じられないくらいほんの少ししか電気がついていません。
薄暗い中での買い物に加え、冷凍商品は全て撤去、冷蔵用品も冷蔵庫が半分くらいは電源が切られ、小さな売場で最小限の物と量しか陳列されていません。
2~3件のスーパーに行きましたがどこも徹底されています。
店によっては窓側に商品を寄せて店内の照明はレジ付近以外は全て消灯し、日没をもって閉店なんて店もあります。
私の生活している23区のスーパーや商店に震災後に何度か行きましたが、そんな光景は一切なく、愚かな買いだめと品不足により空になった冷蔵庫が唸りをあげているだけでした。
最寄り駅の通路等は大幅に蛍光灯が外してあってかなり薄暗い状況ですが、都内でそんな極端な光景見たかなー?
街ごと停電するので時間帯によっては食にも影響が出ていて、レストランやファストフード店に停電前後で長蛇の列ができるそうです。
また郊外では車が生活の足なのですがガソリンが手に入りにくく、次にいつ給油できるか判らないので買い物は極力徒歩で行くようです。
少し歩けばコンビニやスーパーがいくつもあるわけではないので歩く距離も長くなることから、お年寄りの方々の不自由が簡単に想像できました。
店の看板を消灯して節電した気になっている停電対象外の23区と、下手すると一日に二度停電してる地域には想像していた以上の間違いない大きな温度差を直に感じてしました。
『23区は停電対象外の地域なので今まで通り電気を使っていいところだと思っている…』
みたいな事を言ったどこぞの球団社長だかオーナーがおられましたが、対応も意識も実態としては悲しいかなその通りで、私もそんな中にどっぷりと浸かり停電も経験することなく一週間過ごしていました。
今まですみませんでした。
帰ったら意識を変えなければ…。
計画停電対象外の23区の地域の対応と意識は節電してる気になってるだけです。
はっきり言って"あまちゃん"です。