冬色のキャンバス 外苑のいちょう並木も冬の到来をつげている。 歩道に落ちた葉が踏み砕かれてアスファルトのキャンバスに鮮やかな黄色のクレヨンで書いた様に染めてる。 そして見上げると青い空のキャンバスに夕陽に照らされたいちょうの葉が黄金色のはずなのに光のいたずらで紅く染められていた。 冬の日差しのいたずらでできた冬色のキャンバスは、なぜかいつも切ない。