昨日は色々な場所から花火を見てみたけど、
花火に一番近い場所から斜め後ろを振り返って見た
ビルやその窓に映る花火が一番美しかった。
ガラスに映る花火は窓の角度や大きさに応じてよけいに
キラキラと輝いてさらにたくさんの花火の華が咲く。
夕暮れの空と特別な夜を迎え入れる準備を整えた場の空気がその舞台を用意し、
そして、短い一瞬にかけたエネルギーの爆発が始まる。
なにかの喜びのダンスのように。
ガラスにうつる花火
それはこの目で直接見るよりずっと美しく、日常の景色の中に奇跡が起こったような、
角の立った違和感と美しさを感じるキセキの一場面なのでした。
こうして夏は毎年終わっていく。