春らしい一日の〆は表参道界隈を一人散歩して神宮球場へ久々の野球観戦。
このところの外苑の燕達の不調を振り払うべく応援にでかけたのです。
表参道から5分~10分も歩けば行ける神宮球場は東京タワーと同じなのか
東京の人には近くて遠い存在なのでありましょうか。
試合が始まってみると初回5得点、3回にも追加点で6点もの最近聞いたことない様な高得点を叩き出し、先発館山君も4回までわずか1安打の好投に…
「ガッハッハ。。。さすがワシが行くとこのチーム、元気が出るわぃ」
と浮かれ、ご機嫌で…
「これこそが神宮ビヤガーデンやー!」と
焼き鳥、ウインナー盛り、餃子、坦々麺に麻婆豆腐を食した後は特別解禁の勝利の美酒を浴びるのみであったのです。
5回が始まるまでは。。。
調子にのってビールを煽り、飲食に夢中になっている間に悪夢は起き、いったい何があったのかはよく覚えていません。
思い出したくもありません。
5回に4点取られ、心の中でいやな予感(覚悟)はしてはおりましたが、6回に同点、7回にはとうとうひっくり返されてしまった後に悟りました。
このチーム、誰があそこであと一本…とか、誰があそこを抑えていれば…、という単純なものではないのに気付いてしまったのです。
ひっくり返される直前、負の空気が一塁ベンチから(夜のヒットスタジオのドライアイスの煙の様に)漂ってきたのが見えてしまったのです。
お払い行きましょう。お払い。。。
帰りはいつも神宮正面玄関前からご機嫌でタクシーを拾って新宿三丁目に向かうのに、明日の予定もあるにはあるけど…
「飲む元気すら湧かない」
のでありました。
このところの自分の勝ち運の良さに、現地で負けた時の行動パターン、負けた場合のシミュレーションは全くしてませんでしたし、そんなもん忘れてました。
だって現地に行って負けたの去年のオリックス戦以来なんだもん。。。
信濃町への道のりは、中山競馬場から西船橋へオケラ街道を歩いて帰る人の気持ちが判ったような気になるほどの重い足取りなのでありました。
この連敗、チーム状態はすぐには回復しないかもしれません。。。
なんだか武上監督がシーズン途中で辞任した’84年の雰囲気に似てきました。
それでも試合は日々続くのです。。。