「いつか・・・」はいつなの? | LukeのBlog

LukeのBlog

ヤクルト・スワローズ、ヤクルト・レビンズ(ラグビー)、ラグビー、ガンバ大阪、陸上、サイクルロードレース、東大野球部、東大ウォリアーズ(アメフト)、Xリーグを熱烈応援中で趣味・料理。

父親の仕事の事情で子供の頃からかなりの引越しをしてきた。

これまでの引越しは10回を優に超える。


自分はタイミングがよかったので転校そのものは一回しかしていないが、姉は小学校を3回転校したらしい。

家ではいつ引越しになるかわからないので、衣替えは常にダンボールからの出し入れをしていたことを思い出す。

そして引越しのドサクサで無くなった物は数知れず、幼稚園、小学校の卒業アルバムや卒業証書は見当たらない。


引越しそのものは慣れていて友人には白状なことをしたかもしれない。

引越しが決まるとそれまでの友達は泣いて送別会をしてくれたが、こっちは引越し先の楽しみなことばかりが頭にあって、悲しい気持ちは全くなく上の空に見えたかもしれなくて、送別会をしてくれた友達には申し訳ないことをした。

子供心としては、今の友達はずーっと友達でいつでも会えて、新しい友達が更に増えるだけって発想だったのかもしれない。

でも長距離の引越し後は一度も会ったことない現実。


関東の人は「田舎はどこ?」ってよく聞く。

東北からの集団就職等がその要因みたいだけど、要するに故郷とか、出身とか、両親の実家とかそういう意味らしいが最初はさっぱり意味がわからなくて困ったことがあった。

正直、今でも答えに困る。

改めていわれると故郷らしいものはないし、幼少の頃からの友達なんか全然いない。

生まれたのが京都で、入る予定のお墓が京都にあるから京都なのかもしれないけど、なんか違う。


幼稚園や小学校、転校前の中学はおろか、転校後の中学、高校も10年ほど前に両親が引越しをしたため、消息不明扱いのため同窓会なるものに参加したことがない。

”幼なじみ”って言葉がとても羨ましいし、どんな関係なのか味わって見たい。



そろそろ「人生で一回はこんなところに住みたい」と思っているところに本当に住んでみたい。

海外永住は非現実的として、神宮球場に歩いて通えるところ、海はさっぱり興味がないので山の避暑地でひっそり隠居、親が元気なうちにもう一回親と暮らしてみたい気持ちも。。。


よく考えたらそこそこいい年だし、残された人生があとどれくらいあるか判らないし、あまり時間がない。

最近、「いつか。。。」と思ったことはできる限りすぐにやることにした。

もしかしたら今しかできないことなのかもしれないから。