ここ数年正月2日はゴルフをしている関係で元旦の夕方には実家から帰ってくる。
晩ご飯にと母上のおせち料理を私専用の器に詰めて持ち帰り、ビール片手にテレビ見ながら食べるのが常であったが今年は違う。
いつもの店が”元旦営業!!”
「料理持込でお酒だけでもいい?」って電話してか
ら行って、燗をち
びちびと頂きながらおせちをつまむ。
おせちには日本酒が良く合う。しかも燗。
店主が自分で飲むために用意していた酒を特別に出してもらっての晩酌。
秋田の”出羽桜 枯山水”という冬季限定の酒で、三年熟成の古酒。燗にして飲む為の酒らしい。
鼻から抜ける燗酒独特の香りがなんともすばらしい。
普段日本酒は飲まないのにおせちと、店主との会話もあって酒が進み、気づくと5合くらい飲んでしまった。
なんともいえぬ極楽な年明けの始まりだったのである。