かなり冷え込んできて、コートの襟を立てて木屋町から歩いて10分弱、耳がかじかんでおそらく真っ赤になっていたに違いない。
花見小路の一筋西のお茶屋街のとあるお茶屋バーで一杯。
店に入ると帰り支度の舞妓ちゃんにバッタリでラッキー。
「寒ぅ~、耳が取れそうやわ」というと、
「ひゃ~、左の耳、あらしまへんえぇ~」とすかさずの突っ込みに流石。
予約なしでは厳しい上に一見お断り。
お酒はウイスキー、焼酎、日本酒くらいに乾き物が出てくるだけ。
よそのお客さんが
「ビールちょうだい」というと、
「そんな野暮なもん置いてあらしまへん」
とやんわり断られていた。
中は畳の和室にL字型の漆黒のカウンターで手前の部屋は座敷、奥には小さな坪庭があって照明で照らされている。
基本お茶屋は”貸し座敷屋”ゆえ、食べるものは仕出し屋から、接待
する人(舞妓ちゃん)は置屋からという文化。
舞妓ちゃん呼んで、仕出しを頼まなければここで長居しても意外に安い。
☆昼の祇園・花見小路はこちらをどうぞ↓
http://ameblo.jp/hibi-shiawase/entry-10414717624.html
狭い店内にはカウンターの先にピアノが置いてあってその周りを囲むようにテーブルが設えてある。
ここへ行く目的は一つ。ボウモアの原酒を飲むため。
モルト100%の原酒でアルコール度数は56%!
それを都内を探すも見つけた事はない。
なにやら”一都市一樽”で東京にも一件にしか置いてないらしい・・・。
が、ボウモア自体が蒸留所毎サントリーに買収されたので今はどうだか。
マスターに東京で置いてある店聞いてきた!
西麻布らしい。今度行ってこよーっと。