食べることが嫌いな人間なんていない。
どうせ同じ金額を払うならより美味しいと思うものが食べたいと思うのは至極当然のこと。
グルメ雑誌やテレビによく出てくる高級寿司屋、天ぷら屋、焼肉屋ってよく考えたら当たり前。
トロの握りを一貫2千円で食べて美味しくなかったら逆に怒っちゃう。
食事をして「おいしい」って感じれるのって、一緒に食事してる人、会話、店の雰囲気、お店の人との会話とかに大きく左右されると思っている。
一人数万円も出して食事したら、店の内装、食材、器・・・、みんないいに決まっている。それでも隣に座ったオッサンがエラそうな事言ってたり、猛烈に香水つけた同伴出勤のお姉さんがいたり、寿司屋や天ぷら屋で無愛想で横柄な板前さんがいても半減どころか美味しくなくなってしまう。
以前ネットで調べて「安くて美味しい地元のお寿司屋」に行ったら、カウンターの奥にテレビが置いてあって、あろうことか巨人戦のナイター見ながらご主人がタバコ吹かしてたことがあった。もう、コレ最悪。もちろん「間違えましたぁ~」って慌てて出てきたことがあった。
(本当かどうかは定かではないが)ミシュランみたいに皿の上の物の味だけを語るなら別だが、そういったお店の空気感や客層やお店の人の対応ってサイトや雑誌やテレビでは良い事しか教えてくれないし、それが自分に合うかも解らないから・・・。
これは、温泉旅館と一緒かもしれない。
本やネットで温泉旅館探して行くが、「マジで・・・ココ? 違うって言って!」ってとこが実に多い。
もう、グルメ・温泉・旅行本は信じないって心に決めたのだ。
建物や部屋や料理の写真ってどうにでも撮れるし、言い方が悪いが「騙された・・・」って思ってしまう事が過去に続いたのがトラウマのもと。
私に言わせれば「温泉旅館がっかり症候群」。
美味しい店をみつけること
それは自分の五感と感性を信じ、きるだけ安くて、心地よく、美味しく食事のできる店を自力でタマ探さねばならないのだ。
※文と写真は全く関係ありません
1枚目:つまみで食べると旨いが高い中トロ
2枚目:必ず頼む「穴子のつまみをわさびで」
3枚目:箸休めに頼む「山ごぼうを胡麻大盛りで」