このところの芸能ニュースでマスコミの扱いも少なく、すっかり8月6日の忌まわしい出来事を忘れかけていた。
小学校の修学旅行で広島に行き、原爆資料館で目を背けたくなる展示物に暗ーい気持ちになったことを思い出す。
本来、戦勝国が言うべきだが、やはり開けてはいけないパンドラーの箱を開けてしまったのが間違いだったということは、その後の冷戦~現在に至るまでを見ると想像に難くない。
そんな広島にはここ数年、日本人としてもう一度行きたいと思っていた。
偶然が重なってその時が6月の終わりにやってきた。
今年の陸上日本選手権が広島で行われるので、ご近所飲み友達一行で広島に行くことになったのだ。
陸上観戦と合わせて原爆資料館と宮島はどうしても行くべしと決意。
も・・・
そこは飲み友達の集まり。
広島入りした夜、応援してる選手の優勝に酒にも拍車がかかり、4時起きで広島入りした寝不足にもかかわらずホテルにチェックインしたのは午前2時前というありさま。
帰りの飛行機から逆算して宮島~平和公園を観光すると・・・、8時出発。。。
ありえない。
平和公園は縦断だけして、忌まわしい出来事で亡くなられた方への黙祷と平和への祈りを捧げたあと宮島へと直行し、出発前の意気込みは敢え無く挫折。
それでも広島風お好み焼きはしっかり頂いた広島クルーズだったのだ。
8月6日・・・
それはあの忌まわしい出来事で亡くなられた方への御冥福と平和への祈りを捧げ、いまでも後遺症に苦しんでいる方がいるという現実を思い出さなければならない日なのである。