日曜の夕方に美しい虹を見た。
この世には夢なのか現実なのか
わからないようなひとときがある。
美しく、尊く、哀愁にに満ちた、
天からのプレゼントのような
時間が止まっているようなひととき。
このまま時間が止まればいいのに・・・
瞬きをすると地球は回りはじめ、
振り返るといつもの日常の景色が映る。
陽も暮れようとしているスコットランドの草原で
初老のゴルファーの背中に慰めの様に夕陽があたる。
そして彼は最後まで微笑みを忘れない。
自分に「よくやったよ」と言い聞かせてる様に。
その姿に絶え間ない拍手が浴びせられる。
このスポーツの歴史と懐の深さを感じる。