四つの泉と沈黙



左右の側脳室

第三脳室


第四脳室



四つの泉にある脈絡叢(みゃくらくそう)で

作られる脳・脊髄液




髄は腎の主るところ

沈黙の泉は先天の記憶を辿り

今に伝える ヒ・フ・ミ・ヨ




湧き出る雫のように

言葉は毎秒、頭の中でおしゃべりをする







沈黙を求めて…




なすがままに放って置く

そっと静かに



いつしか、あるがままに




拍動も

呼吸をしていることも

意識しないほど静かに座る





優しさを思えば

風も優しく


意識は自然と調和する




言葉の奥のその先にある

何かを感じるために

少し沈黙を…




沈黙は大脳右半球の

潜象世界へと導く案内人





新しい皮袋と

七色の砂時計





時間の流れは

感情で染められた

液体を優しく中和する







ところ



あの時

同じ思いと

時間を共有した





すべてを

必要なだけ

引き寄せる沈黙の泉




ヒ・フ・ミ・ヨ  潜象界


→ 現象の始まり


ン→ 思念を強め勢いづかせる





信じる思いは

フトヒ(中心)から 生まれる






読んでいただき

ありがとうございます