こんにちは。



以前、書き溜めていた資料です。
免疫学の先生のお言葉がとても
良いので紹介させていただきます。




免疫というシステムは単に体に
侵入してくる異物を拒絶し排除する
自衛的な働きをしているだけではない。



自己と非自己というものを非常に
厳しく明確に区分けして
(自分とは何か)という事を決定する
のが免疫の大きな働きである。



そしてその免疫は異物を拒絶する
だけではなくその異物と共存する作用も
持ち合わせている。



例えば母親の体内に宿った新しい
子どもの生命は母親という自己に
とっては非自己なのだが
それがどうして拒絶されないかと言えば免疫の中には トレランス(寛容)
という働きがあり単に何でも排除するのではなく自己の中に非自己を
共存させていく側面を持っている
という事です。