インドの文化に魅せられたのは
吉祥寺の喫茶店に行った時から
もう店の名前も覚えていませんが
店内はお香の香りとカレーの香辛料
などの程よい匂いに包まれていた。
水タバコを燻らせている
アナザーワールドの住人や
何処かにトリップしていそうなお姉さんやドレッドのお兄さんが指定席のように
佇んでいました。
いくつもの香りとシタールの音色
19歳の僕には衝撃的なシーンだった。
カレーを食べチャイを飲み
窓の外を行き交う人を見ながら
ぼんやりしていた。
後で振り返ればあれがアナザー・ワールドなのかな?
なんて思い出す幻想的な一コマでした。
かっこいい美容師さんや古着屋のお姉さんたち。
生まれ育った湘南の街にはない世界。
インドはどんな所なんだろう?
きっとこの何倍ものプレーバーに
包まれるのだろうか?
時は過ぎ行きあの喫茶店の匂いのする
音を求めてラビ・シャンカールの
レコードに出会った。
今でもシタールやタブラの音色を聴くと
淡い記憶が鮮烈に蘇る。。
店にはクリシュナ神の大きな
ポスターが飾られていた。。。
宇宙のリズムは神々の舞踊
