ZEROクラウン2.5疾走 FIC&ブーストリング | エンジンオイル交換の極意でクルマ長生き

エンジンオイル交換の極意でクルマ長生き

エンジンオイル交換っていつ何に替えたらいいの?誰も教えてくれなかった話を部品屋に育った私と考えましょう、車を快適に長持ちさせるためにメーカーのいわない本当のこと

1月7日(土)のピット施工作業はzeroクラウン!

溜まった汚れを払おう!
あなたのクルマはもっと快調に走ります、

いや、それをいうとフラッシングを思う方があるでしょうね・・・否っ!
私がフラッシングの伝説を否定すると後ろから刺されそうですが
本日のご報告にもありました
「ビルフラ(ビルシュタインのエンジン&燃料系統フラッシング)」を行ったことがありますが、変化は「?」
それに比して効果絶大。コス
トパフォーマンスめちゃ高です。


さて、本日の記事です

落ちるんですFICのご相談で
名古屋からお越し下さいました zeroクラウンは Iさまの2006 GRS180 


OD、つまりこれまでの走行距離は6万キロを越えたところです、


「落ちるんですFIC」のピット作業は直列3~6気筒を対象としたピットサービスなので
お客様のV6に処方するのは初チャレンジですが
私自身のマツダMPV/FordV6-2500には何とか施工を行い、これの効果自体はV6でも確認しています。
(ちょっと面倒でしたが・・・)インマニ脱着は不要でした


前輪駆動=FF横置きの特にミニバンはV型レイアウトでは現実にこの作業は困難を極めるのですが
乗用車の縦置きV6ならば可能か?初のトライになりました。


 お客様ご自身がエアクリーナーとダクトホースを取り外し中


↑                     

私は影ながら・・・応援中 ^^ 



1.落ちるんですFIC 

このモデルのV6は
1.右バンクのプラグ3本の装着場所は見えていますが
2.左バンクのプラグ3本はインテークマニフォールドの下にあります

このため、スパークプラグ交換のためにはこのインテークマニフォールドを取り外さなければなりません。


黒い樹脂製のインマニをクルマの右側←へどけたところです


かなりの手間数が必要なため、これの脱着だけで1時間強の追加作業を要しました。

手間が増えればそれだけ作業工賃も上がってしまう、・・・構造上仕方のない話なのですが
最近は こういった整備性の悪いレイアウトのクルマが増えています。


インテークマニフォールドと電子式スロットルボディも分離が必要 ^^;;;

エンジン側のマニフォールド下が見えています、中はスラッジで真っ黒
(写真中央・下)

プラグを取り外した穴の中もお客様に見て頂きましたが
そこに見えているピストンヘッドもカーボンではない
ぐちゃぐちゃの汚れで真っ黒でした

その意味は?

これがエンジン内部の実態です

普通のエンジンオイルであるかぎり、この汚れは甚だしくなります
<今回の施工車両は中古購入のため、普通の市販オイルを使用されてきた例です>
現状も市販オイルにミリテックをご使用ということでした。




エンジン内部はなぜ汚れるか?
その汚れが何をイタズラするか?


1.こうして汚れる原因はそもそもブローバイの還元によるものですが、
2.ブローバイはより優秀なオイルの油膜強度で減少することの出来る物です。
 (一般的な市販オイルはアリシン・プロドライブよりもブローバイガスがかなり多めになります)
3.ブローバイはエンジン内部を汚す要素なのでこの汚れを溶かせるオイルが求められる
 (清浄分散性能が劣ると汚れが溶かせず、エンジン内部に堆積してしまいます)
4.そしてFIC施工の意義はここにあります、
 ブローバイはトップリングの汚れで増大するため
 トップリングの汚れを除去することが出来ると、燃焼室は理想的なコンプレッションを回復し
5.新車の状態で動作をするようになります。



何度も取り上げている話ですが
更に分かりやすい話になってきたのではないかと思います。



極圧剤の効果がないとはいいませんが、
より重要なのは「滑りよりも圧縮」であること


常識の迷路はその出口を見出すまでの長いこと・・・思い知らされます。


6万キロ使用したプラグでしたが、
急な話で施工になったこともありプラグの準備がありません
特に問題はないのでそのままインデクシングを施して流用です。


普通車6気筒なので@4000X6=24000(円)に
インテークマニフォールドの脱着費用が1万円ということになりましたが

結果的にみれば 費用対効果の部分で大満足という太鼓判を頂きました

とても喜んで頂けましたこと、
私も嬉しくご報告をさせて頂けます。

2.ブーストリングDIY装着の見直し

DIYで以前に装着をされたブーストリングは当初の発売サイズBR204

斜め左下にもうひとつリブレットを配置したくなります

偶然にも204サイズを勘合した寸法がスロットル最奥の太さに近かった
というとてもラッキーな場面ですが、BR240を使用しての最適化を施したいところです。


これは次回のピットメニューとして
お楽しみを残しておくことにしました♪


施工完了後のテストドライブにご一緒させて頂きました

Pivotのクルーズコントロラーが装着されていて
怠いNormalではなくSP5辺りで乗りたいクルマでしたが

改めて施工後に走ってみるとNormalの反応でも充分ではないのか??
というほどの改善をみせています、
BR240で最適化を施すとどんなになってしまうものか、とても興味深い素材に思えてきました。

今回の施工後にSP7という設定で走ってみました

いいですね!! ^^♪
出だしからトップスピード周辺まで、まるでBMW528iのような伸び方をします。

レクサスにクラウンがあったとしたら、そうですね

レクサスCR300BR ? とでもいう感じでしょうか、

かなり良い仕上がりになっています、
クラウンのイメージとはかなり違うと思います。

見た目には、ただの大人し~いオトナのセダンが妙~~~に速い!!
気持ちいいです、オシャレだと思います。



・BRピット作業料金

ブーストリング装着ピット作業は、
 マフラーピース3本装着で総額ほぼ3万円強ほどになります。

ブーストリングはご予約の上ご来社を戴き、完全装着での調律作業をご用命下さい。


・FIC作業ピット料金

「落ちるんですFIC」は予約制のご来客さまへの施工サービスです、

ご興味をお持ち頂けた方は
こちらまで お気軽にご相談下さい。

施工工賃は
普通車:1気筒あたり 4000円
軽自動車:1気筒あたり 3000円

同時にプラグ交換をご希望の場合はNGKの新作イリジウムRXをお薦めします
NGKのページで品番をご確認のうえ

<<お気軽にご相談下さい>>
マスタールウブ しまもと
512-0933
三重県四日市市三滝台4-22-7
-- 東名阪自動車道「四日市IC]より5分 --
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