槍ヶ岳登山 その2 縦走そして登頂まで | George's Blog

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旅行に行った時の思い出を書いていこうと思っています。更新はあまりできませんが・・・

今日は槍ヶ岳頂上まで縦走する長丁場。

起床は4時半の回の朝食に当たったので4時前に起床した。

 

そうそう、僕らが寝たのはカイコ棚の二階部分。下りるために

ハシゴを使わなければいけない。これが結構危ない。下手すれば

踏み外して床にドンと落ちる。夜中にトイレに行くのも一苦労。

と思っていた。

20時半に寝てウトウトし始めたころ。隣からドスン!という

物凄い音。かすかに聞こえるうめき声。どなたかが落ちてしまったよう。

でもその後「大丈夫」という声がしたので一安心。

これにより夜中に目覚めてもトイレは断念した・・・

 

こんな山の上で朝ご飯はおかずを含めて美味しいのなんの。

燕山荘グループの努力には敬服する。トイレもポットンなのに

臭くないし、相部屋の布団も清潔。1泊料金は高級ホテル並みだった

が文句は言えない。

 

5時に外に出るとまだ薄暗い。しかし下界はしっかり見えている。

天気は心配ないと確信し、5時10分に小屋を後にした。

 

ここから西岳までは2700mくらいの稜線をひたすらアップダウンを繰り返し

ながら歩く。しかし左に常念岳、右には近いところで硫黄岳、北鎌尾根などを

目の当たりにできる、言わば雲上ルート。自分の足で歩いて来なければ

見ることができない景色ばかりだ。苦しい思いをするが、それ以上に目を楽しませてくれる。

 

さてこの稜線は北側は冷気で涼しく、南側は暖かい。しかし歩き始めてから

北側はかなりの強風が吹き、寒いのなんのって。冷凍庫に入ったり出たり・・という繰り返し

で西岳に向かった。

 

遠くに見えてうた大天井岳にぶつかり、右側のトラヴァースにとりつく。

前にも歩いた道だが、意外に緊張する場があり、チト焦った。

大天井ヒュッテには8時頃に到着。コースタイム通りだ。

 

陽が射しているものの、強風が吹いていて、小屋では布団を屋根に干して

いたが、何枚も飛ばされていた。小屋の主人もこんなこと初めてだなどと言って

いた。この先何かなければ良いが。

 

大天井から西岳までは南側の暑いルートを歩くことが多い。しかし時折北側に巻くと

冷風地獄に合う。ビックリ平では飛ばされるかと思った。

 

燕岳から槍ヶ岳に向かう縦走路

 

11時頃に西岳小屋に到着。経営母体が○○温泉だけあって、応対等

同じようで笑った。中に入れてくれないので、強風が吹く外で食べ、

昼過ぎに出発した。

 

西岳から東鎌尾根に向けて下降するハシゴ場

 

ここからは本日の核心部の山行になる。

東鎌尾根に取り付くために、一気に根本に向けて降下する。せっかく登ったのに、

こんなに下るの?とも思う。ハシゴを何本か下りた後少し登ったところに

水俣乗越がある。槍沢、天上沢、槍ヶ岳への分岐点だ。そしてエスケープルートで

もある。

 

水俣乗越から天上沢を臨む

 

そこからはほぼ登り。それも時折足がすくむところも箇所もある油断できない

ルートが続く。そして一番疲れるところだ。

 

ホントなら槍ヶ岳が眼前に見える場所だが、上はずっとガスっていて

何も見えない。目的地が見えない登山ほど、不安であり、疲れる。

 

一緒に来ている女性がバテてしまい、僕はそれをサポートしなければいけなく、

自分のペースの3分の1で歩くことになった。これはとても疲れることだ。

パーティーが全員登頂するためには仕方ないことだ。

 

何度も出てくるハシゴをバテバテの子を励ましながら登り、ようやく

大槍ヒュッテに到着。そこからも槍ヶ岳の顔は見えず。雨が降って

いなかったのがせめてもの救いだった。

 

東鎌尾根のハシゴ場。山を越えても次にまたまた山の繰り返し

 

小休憩の後、肩の小屋目指して岩稜を登り始めた。後〇〇〇mという標識が

少なくなるほど、疲労がつのるのだ。

 

15時過ぎに全員小屋に到着。ほぼ10時間の山行を終えた。

肩の小屋は既に3000mを超えている。ガスっていて寒いのなんの。

部屋では布団にくるまりブルブル震えていた。

夕飯を食べて19時半には就寝した。相部屋になった中高年登山者に

ついては次に紹介する。