最近のテレビで「美しすぎる美女」とか「かわいすぎる赤ちゃん」
などという表現をよく耳にします。
「~すぎる」というのは
彼にはすぎた女房だ。とか「これにすぎる名誉はない」など、
つりあわないほど優れているとかに使いますが、
「美しすぎる」というのは「美しいよりも勝っている」ということを
言いたいのでしょうが、そもそも美しいの最上級がないために
それ以上に強調したいがためにこんな表現が生まれたのかと
思います。
と思って調べてみたら、、
芥川龍之介 「秋山図」青空文庫ヨリ
・・・私以外の人間には、平凡な画図に過ぎないのではないか?
――なぜかそういう疑いが、始終私を悩ませるのです。これは
私の気の迷いか、あるいはあの画が世の中にあるには、あまり
『美し過ぎる』からか、どちらが原因だかわかりません。
と文豪も書いていました(汗)
しかし最近のメディアでの用法は文豪のそれとはニュアンスが
大分違うかと。
「美しすぎる」から何かその裏にある?のように思ってしまうこと
が多々あります。例えば「美しすぎる看護婦」なんて顔は美しい
けど実は性格が悪く、患者に意地悪をしている・・・なんてね。
「美しすぎる美女」って登場してきた女がそうでもなかったら、
結構笑えますよね。
ちょっと気になることでした。