バイロイトの街を後にして、高速道路に乗り一路
ミュンヘン空港に向かいます。
しばらくすると進行方向の空が真っ暗になってきました。
何となく嫌な予感がしたのですが、ほどなく大粒の雨が
フロントガラスにビチャっときました。するとあれよあれよと
大雨が降り出し、遠くの空に稲光が光っています。
そんな中でもドイツの車はものともせずに、常時140km/h
の速度で走っています。自分は命が惜しかったので、
120km/hに落として走っていました。
通り雨だろうと高をくくっていたのですが、雨は酷くなるばかり
です。そのうち渋滞も発生し始め嫌な雰囲気です。
実は今回借りたレンタカーは、返却時間の1時間半前に電話を
することになっています。(マジに面倒です)どのあたりがその
時間にあたるかわからないので、適当にSAに入ってそこで
電話をすることにしました。
早速レンタカー会社に電話をすると男性のオペレーターが
出ました。予約番号を告げると20時に返すことになっている
と言います。1時間ほど早くに返却したい旨を言うとOKとのことで
Meeting pointを告げられます。Espriという店の前に係員が立って
いるとか言っていますが、そんなのあったかどうか?まあ行って
みなければわかりません。
返却前にガソリンを満タンにする必要があります。空港前に
スタンドがあったのは覚えているのですが、ややこしいところに
あったはずなので、面倒なので手前のスタンドで給油すること
にしました。ここから空港までは20kmほどなので、問題ないで
しょう。
さてちょっと小降りになった雨もそのうち大雨となり、空港近くに
なると激しさが増しました。ワイパーも役に立たないほどの降り
方で視界も悪くチト緊張が続きます。
そんな中で行きでも嵌った道路工事をしている箇所が、丁度
空港手前の分岐点から始まり、渋滞が発生しています。そんな
時に限って一番左の追い越し車線を走っていたので、ちょっとした
すきにインターを見過ごしてしまい通り過ぎてしまいまいした。
ちょっと焦りましたが、スグ先に出口があったので、そこで逆方向に
乗り換えることができました。折悪くラッシュ時でもあったので、
両方向ともに大渋滞で、そこから空港への分岐点までかなりの
時間がかかってしまいました。
なんとか渋滞を抜け、空港に到着したのは返却の時間の10分ほど
前でした。さてここからがまた問題です。借りる時は駐停車禁止の
場所に車が置いてあったのですが、係員がここでも問題ないので、
返す時はここに車を置くように言われていました。
なのでそこに車を置いてエンジンを切ってしばらく待っていると、
駐車場の係員が来て窓を叩きます。
係り員「ここはよぉ 停めちゃあいけねえんだよぉ」
と太っちょのちょっとヌケた感じの人です。
僕「○○というレンタカー会社の車なんだけど、ここに停めて待つ
ように言われたんです」
係り員「何と言っても置いちゃあいけねぇんだよ」
とその時上司らしい係り員が寄ってきます。
僕「スイマセン ○○というレンタカー会社で・・・」
というとその上司が太っちょ係員に
「おめぇ何度言ったらわかるんだよ!このナンバーは○○の
だから、ここに置いてイイって言っただろ!アホ!何度も言わせるな!」
太っちょ「でも でも」
ボス「いいから ここに置いていいんだよ、あっちの整理でもしてこい!」
ボス「○○ですよね。ここに置いて待っていてください。あと5分もすれば
係り員が来ますよ」
ホットしました。でも太っちょはなんだか納得がいかないようです。
しばらく待っていましたが、係員が来ないので、一旦車を降りて
ターミナルの中を見に行きます。するとEspritという店がありました。
しかしそれらしい係員はいません。やっぱり車で待つのが得策だろうと
戻りました。
さてそのうちパトカーが僕の車の横に来て、窓を開けて何やら言って
います。僕も窓を開けると、パトカーの警官が英語で
「ここは一般車は停めてはいけない。スグに移動するように!」
僕「レンタカーなのですが、係員を待っているのです」
警官「とにかく移動するように」
困ってしまいました。でも逆らうのはいろいろとマズイと思い、車を
移動しようとエンジンをかけると、窓をコツコツと叩く音が
「○○社です。車を駐車場に停めて、またここに戻って来て
ください」
ということで車を近くの有料駐車場に入れて、係員のところに戻り
ます。結局駐車場内で返却の手続きをすることにしました。
僕「Espritの前って言われたんですけど、だれもいなかったですよ」
係り「あぁ 僕一人で対処しているので、スイマセン」
安かろう悪かろうってところですか。やっぱり知らない土地では
大手のレンタカーに限ります。事故などを起こさなかったから
よかったけど、何かあった時は大変だったかもしれません。
その後タイ航空のカウンターでチェックインをして、さっさと出国
手続きを終え免税店に急ぎます。最後の土産物の物色に1時間
ほど費やしました。
全てを終えラウンジに向かいます。ミュンヘン空港ではファースト
クラスラウンジに入ることができます。
レーベンブロイとフランツィスカナービールの生を飲みながら、
食事の開始です。と言っても飛行機に乗ればまたまた食事をする
のですが・・・
とそこでフライトのディスプレーを見ると自分が乗るフライトが
ディレイの表示です。何分のディレイなのかは表示されていま
せん。カウンターで聞いてもまだわからないとのこと。仕方が
ないのでゲートまで行ってみることにしました。
ゲートのカウンターでどのくらい遅れるのか聞いてみると、
2時間は遅れるとのこと。ラウンジに戻って飲み直しです。
しかしラウンジの終了時刻が22時までで、そろそろ片付けが
始まっています。どうもそこに残っていたお客は全て同じ便
だったようです。
ラウンジが終了するので、後はゲートに行って待つようにと
言われ仕方なくラウンジを出ます。
ゲートに行くと待ちくたびれた乗客で溢れていました。
それから待つこと30分。ようやく搭乗のアナウンスが入り、
機内に案内されました。結局ミュンヘン空港を飛び立ったの
は午前0時を過ぎていました。二時間以上の遅延です。
さてこれでヨーロッパ滞在記も終わりです。この後は
タイ旅行記となります。