オペラを観終わって、次のオペラまでは3時間ほど時間
があります。焦って劇場に来てそのまま鑑賞となったの
で昼ごはんを食べていませんでした。
リンカーンセンターから地下鉄に乗りタイムズスクエアま
で行き、「吉野家」に向かいました。NYに来たときは必ず
一度は行きます。5ドルちょいでお腹一杯になるし、
ハンバーガーを食べるよりも腹持ちが良いと思います。
牛丼と照り焼きが二つ食べれるコンボとかいうのもあり
ますが、その恐ろしいカロリー表示に食べる気も失せ、
牛丼にしました。
味は日本のに似ていますが、ご飯よりも牛肉が多く、
しかも灰汁を取っていないのでしょうか、変なコク
がある牛丼です。
さて腹を満たすこともできたので、一度ホテルに戻る
ことにしました。そこからは歩いてもちょっとの距離な
のでブロードウェイをブラブラと歩くことにしました。
と、ホテルに帰る途中にオール99¢という看板をかか
げた店を発見。ミネラルウォーターをゲットしたかったの
で入ってみました。
殆どの物が99¢で売られている店で、円に換算すれば
約80円となります。NYでそんな価格で物が手に入るわ
けですから、それはもうお客さんでごった返していました。
もしか気の利いたものがあったらばら撒き土産にしよう
と思って物色しましたが、さすがにそういうものはありま
せんでした。あまり時間もなかったので早々に店を出ま
したが、いやぁNYにもこんな店があるのかとチト驚きま
した。明日もう一度ゆっくりチェックをしに来るつもりです。
ホテルに戻り、少しゆっくりした後、次のオペラを観る為
再度外出です。
夜のオペラはロッシーニ作曲「オリー伯爵」です。
ハッキリ言ってこのオペラを観るために今回のNYの
旅を計画したと言っても過言でありません。何と言っても
フローレスの声を生で聴きたかったからです。
オリー伯爵
指揮:マウリツィオ・ベニーニー
オリー伯爵:ホアン・ディエゴ・フローレス
アデーレ伯爵夫人:ダイアナ・ダムロー
イゾリエ:ジョイス・ディドナート
他
こちらも日本で曲を覚えるまで聴きこんであったので、
もうオペラの序曲が始まってからもう興奮状態でした。
冒頭でフローレスの声を聴いた途端失神しそうでした(笑)
いやぁ 本番でハイC、ハイDをバンバン出されると、もう
満足しないわけがありません。最近どんなオペラを観ても
大して感動しなかったのですが、久しぶりに手に汗握るほど
熱狂しました。
座席は最前列で時々目の前でフローレスが歌ったので、
彼の生の声の素晴らしさを十分に堪能しました。
それにしてもこの舞台、彼のプリモ・ウォーモさを歴然と
させた見事な舞台でした。
ダムローもよかったのですが、ちょっとアジリタが重くなった
のと、高音がかなり危ういところがあり、特にアリアで聴かせ
どころのハイFが絶叫的になったのが残念でした。
ベニー二のテンポがちょっと速かったのが歌手にとって大変
だったのかもしれません。まあフローレスはどこ吹く風で完璧
に歌っていましたが・・・
METに来て、初めて「来てよかった!」と心から思った素晴らしい
舞台でした。帰り道の足取りが軽かったこと!










