恐怖の舞台~ハムレットにはまった

女子高校生の物語

 

第4話 トン子の恋

 

 

学校の帰り道、トン子は一人で階段を下りて昇降口に 

リュックが空いたままだった 

 

中から何かが落ちた。

 

モテ男 

落ちたものを拾う。

ハムレットの本

 

モテ男

ん?何?ハムレット?

追いかけて声をかける

 

落としたぞ、はいこれ

なんかすごいの読んでるんだな

笑笑

 

トン子は本を受け取り、

顔を真っ赤にして走り去る

 

トン子 

もう、おしまいだわ。世界の終わりよ。 

こんなみっともない私なんか 

ああ!

 

 

*****

 

 

翌日

トン子はますますモテ男をさけるようになる

 

 

トン子 

私は一生結婚しないことにきめてるのよ

 

瑠菜 

そうなの?なんで?

 

トン子 

だってなんか、結婚とかって嫌なんだよな。

恋愛も無理だし

 

瑠菜 ふーん? 

 

トン子が席をはずす

 

 

モテ男 

トン子って、好きな人いるのかな? 

 

瑠菜 

さあね。?

何、あんたトン子のこと好きなんだ 笑笑

 

 

モテ男

あんま人に言うなよ

 

 

瑠菜

うーん、トン子は男子と話すのが、

ちょっと苦手なんだよな。

 

 

 

*****

 

人の少ない放課後の教室で

 

 

演鶴子 

私と付き合ってよ!!

 

 

モテ男

いや、だから何度も言ってるけど、

俺は トン子…

 

演鶴子

本当は私のこと好きなくせに

 

モテ男 

うーん、好きっていうか 美人だけどな 

 

演鶴子

ほーらやっぱり私のこと 好きなんじゃないの

 

瑠菜 

to love or not to love

 

モテ男 

何だ?

 

瑠菜 

愛しても、愛さなくても、救いはない 

 

モテ男 ??? 

 

瑠菜 

愛しても、振り向いて貰えなくて、

愛されるとうっとうしいし、

愛さなくてもつまらないし、

愛されないと惨めだしね

 

 

モテ男 

なんで、そんな暗いんだ?

 

瑠菜 

あなたの欠点は、モテすぎるってことね、 

人の闇が見えない。

笑笑笑笑

 

 

モテ男 

誉められてるの?

 

演鶴子 

だから私と付き合いなさいっていってるのよ ね、瑠菜ちゃん

 

翌日から、教室では

演鶴子が、モテ男を涙を浮かべて見つめる。

周りも見て見ぬふり。

モテ男は、トン子を見るが、トン子は目をそらす。

そらしたさきで、演鶴子がトン子を睨み付ける

 

 

この物語はフィクションです。登場人物は全て架空の人物です

無断転載などは禁止します。

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登場人物