ゆかいな仲間たちは「ゆかい」だけじゃなかった最終戦・・・後編 | 「迷ったらGO!」

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思い立ったらやっちゃえ!的に行き当たりばったりで行動してしまう、いくつになっても落ち着けないベイスターズファンの親父と、カープ命の母親ジュン、そしてなぜかドラゴンズ狂の息子カイが繰り広げる三つ巴の熱き戦いをお送りします。

 

 

 

 

 

倉橋着いた瞬間思ったね。

 

 

あー、

 

 

コレ

 

 

ダメなやつだ・・・。

 

 

いつもは穏やかな港が

 

 

メジナでも釣るんかい!

 

 

ってくらいサラシ出てるわ、

 

 

長縄跳びですか?

 

 

ってくらい電線ゆれてるし、

 

 

イモ焼酎もってこい!

 

 

ってくらい白波立ってますがな。

 

 

そう、

 

 

これでもか!ってくらい

 

 

強風!

 

 

 

 

 

 

とりあえず腹ごしらえした後、

 

(青春はいつもカップヌードルと一緒だ)

 

 

風裏を探しながらランガンするも

 

 

・・・ウラ、無いッス。

 

 

それでも、

 

 

暗くなれば風は止む!

 

 

 

 

メバルは夜!

 

 

をみんなにを洗脳

 

 

なんとか夜突入。

 

 

が・・・

 

 

止む気配なし。

 

 

カイが

 

 

「きた

シーバスかよ!」

 

 

で多少粘るも

 

 

レン、

早々とリタイア。

 

 

ソメ、

 

 

「風がやばいっス」

「マジ寒い」

 

 

を連発し戦意喪失。

 

 

カイ、

 

 

ポンパドールの無念をはらすべく

チビタレルとるため必死。

 

 

ついに

 

 

きたぁぁぁぁぁ!

 

 

メバル16センチゲット!

 

 

 

自動的に

 

 

優勝決定!

 

 

こうして最終戦は

 

 

グダグダで終了

したのでした。

 

 

 

 

 

 

 

帰りにつばめでラーメンかっ食らい

 

 

まずレンを送っていき

 

 

最後の写真を撮った。

 

 

 

そしてソメの家へ。

 

 

駐車場で荷物を出すため後ろにまわると

 

 

「どうした、ソメ!?」

 

 

荷物抱えながら

 

 

ソメ、

 

号泣

 

 

「カイと釣りするのが最後だと思うと・・・」

 

 

ソメは・・・

 

 

中学1年の時会った少年は、

 

 

調子良いこと言ったり世渡りがうまいとかいうタイプではなく

 

 

あまり表情にもださないから

 

 

決して器用ではなかったけれど、

 

 

会うたびに心を開いてくれて、

 

 

何をするのにも一生懸命だった。

 

 

今日も最後だって思ってたから

 

 

戦意喪失しながらもずっとカイと一緒にいたんだ・・・。

 

 

純粋でまっすぐなソメの想いに

 

 

おっちゃんも泣いてまうやんか・・・。

 

 

あまり見てはいけない気がしてすぐに運転席に戻った。

 

 

そういえば宮崎に行くとき

 

 

引っ越し中の家に親と来て

 

 

泣きそうな顔で、目も合わせずに大切にしていたルアーをくれたのはレンだったっけ。

 

 

二人とも良い友達だよ。

 

 

感謝しな。

 

 

 

 

 

 

こうして、

 

 

グダグダなはずの最終戦

 

 

ソメのおかげで

 

 

ブログ始まって以来の

 

 

深良い話となり幕を閉じた。

 

 

次、こうやって釣りに行けるのはいつだろう。

 

 

まぁその時はもう、

 

 

運転手役のオレはいらないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つ。

 

 

大丈夫

 

 

「腐れ縁」ってのは切っても切れないから。

 

 

俺と

 

 

ニューヨークにいるケンみたいにな。