自慢じゃあないが・・・
初心者に釣りを教えるのが
スゲェェェェェェ
ヘタだ。
昔、会社のホラ吹き先輩が
「オレ、バス釣り大好きだよ」
って言うから一緒に行ったら
糸すら結べず、
最初はちゃんと教えてたけど、だんだん面倒くさくなって
「どうやって結ぶんだっけ?」
「固結び10回くらいやっとけ!」
(二人称単数命令形)
「これどうやって使うんだっけ?」
「投げて・・・巻け!」
(二人称単数命令形)
って言ったら、二度と行かなくなった。
*名誉のために言っておきますが、行く前はメチャメチャ上手いようなこと言ってたのでこうなりました。
それをふまえて・・・・
釣り仲間「ヨシさん」と結成した、
「それ行け『ピヨコ隊』」
(TACKLE BOXを愛読されていたオールドファンの方々、リアクションどーぞ)
に、無謀にも新メンバー
「ユーヤ」加入!
各地で行われたオーディションを勝ち抜いたツワモノ
・・・ではなく、
水着の写真とスリーサイズで厳正な書類選考の結果選ばれた
・・・わけでもない。
ヨシさん(上司)
「ユーヤ、バス釣りやれぃ」
ユーヤ(部下)
「ハ、ハイ」
と、いわゆる一つの業務命令。
ユーヤは海釣りには何度か行ったことがあるくらい。
いわゆる一つのザ・初心者。
そしてヨシさん、
いわゆる一つの「教え魔」。
何度かレクチャーを受け、
本当にフローター一式お買い上げ。
金曜に届き、今日、いきなり進水式。
3人でGO!
・・・のはずだった。
金曜の夜、ヨシさんからのLINE。
「ゴメン、体調悪くて行けそうにない」
そうですか、無理しないでくださいね。
「ユーヤは任せたから」
マジっすか!
これでやめちゃったら俺のせいや・・・
そんなドタバタが今回もあって
ようやく本編始まります。
早く着いたので、ちょっと初の場所でトライ。
ユーヤのRivalley初浮き。
「ヤバいッス!
チョー気持ちいいいッス!」
フッ・・・楽しそうでなによりだな・・・
こっちは釣らせなきゃならないプレッシャーがハンパないぜ!
エッチラオッチラ操船に苦労してる間、
封印を解いた反則ルアー
サミーを数投。
シュポッ!
消えた
反射的にあわせる!
きたぁぁぁぁ!
いきなりの47センチ!
ユーヤも興奮。
いやいや、今日は俺じゃないから。
さて、ここからが本番だ。
ユーヤのロッド借りてレクチャー開始。
とりあえずこっちもカイの反則ルアー
「フリックシェイク」
つーか、
使ったことないから説明もテキトーだ。
「ああいうところに投げて・・・
(どうすんだっけ?)
落としておけば食ってくるから」
ラインがスーっと入ってく。
フリックシェイクってずいぶん重いんだな・・・
ん?
ちがうぞ?
きたぁぁぁぁぁぁ!!
と、いきなりの48センチ!
「す、すごいッス!」
(尊敬のまなざし)
「ま、まぁ、こんなもんよ」
(本人一番びっくり)
その後、ユーヤにもワームとソウルシャッドで小さいながら数匹釣らせてミッション完了!
と同時に
やる気スイッチ、オン!
日が落ちたゴールデンタイム、
壁際にサミーを落とし、
ハイスピードドッグウォーキング
ものすごい音とともに
水面炸裂!
きたぁぁぁぁぁぁ!!
50アップ!
結局7本ずつあげて終了。
帰りの車でヨシさんからユーヤにLINE
「どうだった?」
「バクチョーでした!」
何回かやり取りした後、ユーヤ爆笑。
どうした?
「『明日行くぞ!』って言ってます」
体調、大丈夫ッスか・・・?
やっぱり教えるの苦手ッス・・・。