正月旅帰省編 その感動はプライスレスな初日 | 「迷ったらGO!」

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思い立ったらやっちゃえ!的に行き当たりばったりで行動してしまう、いくつになっても落ち着けないベイスターズファンの親父と、カープ命の母親ジュン、そしてなぜかドラゴンズ狂の息子カイが繰り広げる三つ巴の熱き戦いをお送りします。

そもそも、なんだってそんなツライ思いしてまで夜中に走るんだってことだ。


そりゃあ渋滞がないから。


そう、昼みたいに30キロなんて俺にゃあ渋滞耐えられねぇ。


それに、時間を有効活用できる。


移動が昼だと、移動だけで一日使わなきゃなんない。


でも、ただそれだけじゃない・・・。




命からがら一宮SAに着き寝ようとすると、


「うぃ~!」


とジュン復活&運転チェンジ。


今回はさすがにマジでツラかった・・・。


普通なら自分で全部運転したいけど、こりゃあ無理。


気持ち悪いのもまだ残ってるけど、なにしろ腰が痛い。


横になれるだけでも少しはラクに・・・


あっという間に・・・爆睡・・・


そして・・・どのくらい寝てたんだろ?


目が覚めると、ちょうど明るくなりかけていた。


いつの間にかカイも起きて助手席に座ってる。


寝ながら横を見ると、キラキラした太平洋が見えた。


もう静岡か・・・だいぶ寝てたな・・・。


そして、後ろからフロントガラス越しに前を見ると・・・


これだよ!そう、これこれ!


広島を夜に出ると、疲れ&眠気が極限に達する頃に夜明けを迎える。


そして、それはちょうど静岡県の東部。


まっ正面には朝日を浴びてピンク色に輝く、富士山の姿。


夜中に太ももつねりながら、


ボンジョビをエアシャウトしながら、


フリスク3個食いした後コーヒー飲んで「死ぬほどまじぃ!」と悶絶しながら夜中に走る訳は・・・


この景色が見たいから。


朝日じゃないと出ない色と輝きとグラデーション


その感動は・・・プライスレス。


SAで止まり、自販機で缶コーヒーを買って車の前に立ち、ちょっと振って開けるといい香りが鼻の奥を刺激する。


そんなモーニング富士を見ながらの一杯に、


疲れ?眠気?食アタリ?


飛んだね。吹っ飛んだよ。


復っ活!!




本当は時間がもっと早いからさらにキレイ