ちょうど14年前の今日、横浜から転職と共に広島へやってきた。
それまでとは全く業種も違い、土地勘もなく、知り合いもいない。
でも不安はあまり無かったような気がする。
カイはまだ一歳になっておらず、歩行器で広いリビングをウロウロしていた事を覚えている。
それから14年後の今日、皮肉なことに広島を離れる。
来た時にはこの土地に対してそれほど特別な感情はなかった。
でも今は、こんなに良い街は無いと思うくらい好きになってた。
半月前、流川で後輩とアホ面さげて飲んでた。
と思ったら、半月後の明日には宮崎人になっている
WBC日本敗退も、ドミニカ優勝も、
ヨナの優勝も、W杯出場お預けも、
いつもなら熱狂するはずのプロ野球開幕ですら
どこか遠くの星の出来ごとのようだ。
でも、なんだかまた戻ってくるような気がする。
すでに俺にとっては広島がホームだもん。
三人で過ごした14年間は奇跡のように素晴らしかった。
広島だからこれだけ楽しい思いができた。
そして大好きな街になってた。
荷物が運び出され、悲しいくらいに広く感じる家・・・。
最初の夜、段ボールの積まれたリビングで「むさし」のにぎりめしをほおばったっけ。
まるであれだ・・・
「東京青春朝焼物語」
広島青春・・・だな?
明日からは「宮崎・・・」か
せっせせっせと宮崎の人になるか・・・。
ありがとう広島!
必ず戻ってくるぜ!!