もう井端は「神」でしょ!
もしコージさんが井端を外していたら、もうとっくに負けていただろう。
このWBC、何度彼に助けられたか・・・。
絶対絶命の9回ツーアウトから、
まず鳥谷がサプライズ盗塁!
今まで良い仕事してたのに目立たなかった男が、とんでもないことをやらかした。
アウトだったら日本中から戦犯呼ばわりよ?
サイン出たとはいえ、よく決めてくれた!
一気に好きになったぜ敬!
そして出ました「神」!
もう打球がショートの頭を越した時には鳥肌が立ったよ。
あの打撃は職人技!芸術!
見習え!坂本&長野!
正直、7回まではイライラしすぎて
「こんなんで決勝なんかいけるもんか!」
と非国民的発言を繰り返していたが、いつの間にか必死モード。
10回なんか
「くおらぁ!杉内ぃ!これで点取られたらフ○イデーのピーがピーでピーだから覚悟しておけよ!」(R15指定)
と叫びあげ、ようやくゲッツーで試合終了となったわけですが、
もうグッタリ過ぎて気持ち悪い・・・。
それにしても台湾は強かった。
投手、打線、守備、どれをとってもレベルが高い。
そしてすばらしいかった。
試合中、試合後、コメントそして観客の熱心な応援、
韓国戦ではどんなに素晴らしい試合でも後味が悪い思いをしてきた。
でも台湾戦では、負けてもナイスゲームといえたと思うのは、台湾のスポーツマンシップのおかげだろう。
まぁ、前回も前々回も崖っぷちからの優勝だった。
まさにいつ負けてもおかしくないところからミラクルの連続。
だからこそチームが一つになったわけだ。
この台湾戦、そんなチームがまとまる雰囲気ができていたように見えたよ。
8回までふてくされてた俺も、いつの間にか試合に入りこんでいた。
こんな試合を毎回されたら、選手も大変だけどこっちの胃にも穴があいちまう。
でも、これだろ?
こんな緊迫した非日常がたまらないんだろ?
感情移入はもう済んだ。
さっきまでの冷めた考えは「神」が吹き飛ばしてくれたよ。
こうなったら行こうぜ、サンフランシスコへ!
それまではオレンジのタオルだって喜んで振るさ。