強風の大島で爆釣したのは? | 「迷ったらGO!」

「迷ったらGO!」

思い立ったらやっちゃえ!的に行き当たりばったりで行動してしまう、いくつになっても落ち着けないベイスターズファンの親父と、カープ命の母親ジュン、そしてなぜかドラゴンズ狂の息子カイが繰り広げる三つ巴の熱き戦いをお送りします。

大谷がファイターズ入り!?


栗山監督が世紀の大博打を見事に勝ち取った。


そうさ、何事もやってみなけりゃあわからない・・・。


北斗神拳伝承者は99%勝ち目がなくても残りの1%に賭けて戦うのだ。


ちなみに今日の広島は、曇り時々・・・雪。


更に、爆弾低気圧という名の「剛の拳」は強風となって襲い掛かる。


釣りに行く予定にはしていたけど、こんな状態じゃあ99%釣れっこない。



昨日の夜、結果はともかくやっとテストから解放されたカイに聞いた。


「明日雪で風も強いってさ」


「・・・だから?」


「・・・釣り行くの無理じゃ・・・


「行くよ!!」


というわけで、残りの1%に賭けて大島に連れてこられた。


が、案の定スゲェ風・・・。


もう、仕掛け作るのも面倒になってひたすらメタルジグぶん投げてると、ジュンがカレイ狙いの竿を持ってきて、風で飛ばないから投げてくれという。


もう白波が立ってて、どこまで飛んだかもわかりゃしないし、


竿も風でゆれてるんだかアタリなんだかわかりゃしない。


再びヤケクソ気味にジグを投げてると、投げ竿の穂先が大きくゆれた。


明らかにアタリだ!

近くにいたカイがあわせる。


「おお!けっこう引く!」


近くに寄せると、30センチくらいのマダイ。


カレイ針がガッチリ口にかかってるのを見てカイが、


「俺のあわせが良かったから」


するとジュンが、「私のエサのつけ方が・・・」


俺も「いや、俺の投げた場所が・・・」


負けずに「フッキングが・・・」「エサが・・・」「ポイントが・・・」(3回リピート)


とにかくマダイゲット。

(写真ナシ)


俄然投げ釣りやる気になると、30センチのカレイゲット。


今度は俺が投げて、俺があわせた。

(エサをつけたのはジュンだけど)


「迷ったらGO!」

ただ、風がすごくなってきたのと、いよいよ雪がちらついてきたので一時退散。


風裏探して移動すると、いつも行く場所が少し落ち着いていたので再開。


ジュンは投げて、あとは堤防の先端でジギングしてるとアタリはあるけどのらない。


なんだ?正体を暴け!


すると、カイの竿が大きくしなる。


「でけぇ!」


ドラグが鳴り、タモを用意し、あがってきたが・・・


「お前か!!」


カイの叫びが港に響いた。
「迷ったらGO!」

60センチの巨大なエソ・・・。


こんなデカいの初めて見た・・・が、いくらデカくてもエソはエソだ・・・。


それからエソのオンパレードで、40センチくらいのがポコポコ上がる。


しかし、いくら釣ってもエソはエソだ・・・それでもカイは楽しんでる。


その横で、俺はさくっとコウイカ。


「迷ったらGO!」

極めつけはジュンがカワハギ狙いで35センチのカレイ。


「迷ったらGO!」

カレイ釣りの苦手な俺らにしては上出来だ。


ただ、12月にしてようやく30センチのカレイを釣ったのに、その日のうちにジュンに35センチを釣られたのが気にいらねぇ!


残り1%に賭けて強風の中来たかいが、少しはあったってもんだ。


「迷ったらGO!」
刺身でおいしくいただきました。