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スペイン鉄道暮らし

 メルクリンZゲージを中心に N&HOゲージの車輌コレクション 
 これまで訪れた国の鉄道に関するスナップ写真や記事を掲載しています

マドリッドのメトロ2号線には画家のゴヤの名が付けられた駅があります。

ホームは銅版画が展示されたギャラリーとなっており、立ち止まってしばし鑑賞。

フランスシコ・ゴヤ(1746~1828年)

タウロマキア 闘牛シリーズ 1816年制作

エル・カプリッチョ(気まぐれ) 

1799年制作 1803年国王カルロス4世に献上 全80枚 

かつては戦争の惨禍シリーズの銅版画が飾られていた記憶がありますが、描かれたイメージが陰惨すぎるので、いつの頃か風俗画のカプリッチョに変えたものと思われます。

Tomytec Nゲージ ジオコレ 酒蔵 

ハイメ氏から購入。以前ラストロで見かけた時は全種類揃っていたのですが、残念ながら3種しか残っておらず、入荷の予定はないとのこと。見つけた時がチャンス、即買いしないと駄目ですね。

酒蔵ストラクチャー C D E 

まずはCから組み立て始め。

木の羽目板の壁と瓦葺き屋根がいい感じ。

次はDのキットにかかります。

トミーテックのジオコレシリーズは日本風の風景を演出するために打ってつけの建物が沢山あります。検索すると、寺社、農家、レトロな商店など、他の建造物も欲しくなってきます。いつか当地で日本の鉄道模型展示会を催してみたいので、そのための準備を少しづつしていきたいと思います。

MicroAce製 Nゲージ 

蒸気機関車と比べると電気機関車への思い入れは僅かなのですが、個性的な型式はコレクションに加えて置きたくなります。いずれは買うことになると思うので、偶然地元で見つかって渡りに舟。

国鉄 EH10 茶色 高速試験機

1954年製作 試作機4両 

日本初の連接車体式、東海道本線の電化の際に関が原の勾配で貨物列車を牽引できるように設計。

1955年 量産機 64号機まで製造 

15号機は旅客用に茶色に塗装された機関車 

1982年 全車引退 

特殊な形の連結器

 

ミニトリックス製 Nゲージ 

ICE3  BR406  3両セット+増結車

同型のセットはメルクリンのZゲージで持っていますが、走行不良車。今回はNゲ-ジの中古車両を買ってみました。

スペインと中国で運用されている高速列車のプロトタイプ。

先すぼまりの卵型フロント 

Nゲージと Zゲージの車両比較

並べるとまるで親子のようです。

 

 

 

10月のラストロ 

残暑も和らぎ、徐々に涼しくなってきました。

まずは鉄友会のメンバーたちと挨拶。 

ラファエル氏は「アトリエのHOレイアウトが運転できる状態になったので、いつでも来いよ」と言ってくれましたが、忙しいのでなかなか行けません。

マリオ氏は鉄道は勿論ながら船舶の知識にも造詣が深く、旧日本海軍の軍艦「妙高」がお気に入り、由来となった山の意味について聞かれました。

ハイメ氏にはトミテック製の酒蔵ストラクチャーの組立済ジオラマについて問い合わせをしていますが、返答は火曜日以降とのこと。

この10年間、低迷気味で新製品が伸び悩んでいたメルクリンZですが、将来的に車両の種類を増やし、中国に製造拠点を構えて生産量をアップ、逆に1番ゲージは需要が少ないので減産に向かうという情報。

 

今回は日本製の車両が目につきました。

KATO 新幹線0系とE6秋田新幹線スーパーこまち

オリエント急行プルマン サロンカー

2004年から箱根ラリック美術館に展示されているレアな車両。

他にC50  C57  EF64  EF65  EF66なども目にとまりましたが、既に持っていたりするのでスルー。

実際に買ったアイテム

Minitrix ICE3 ドイツ新幹線4両

Micro Ace EH10

貨車

書籍「スペインとポルトガルの鉄道 1970年」

フィギュア3種(保線工事、結婚式、乗務員など)

KATO Nゲージ E655系 なごみ 

天皇陛下 お召し列車 特別車両 

漆塗りのような光沢を放つボディに輝く 皇室の菊の御紋 

先頭車のフロントに日章旗を取り付ける作業 

慎重にボディを取り外します 

日の丸の有無の違い 

優雅な色合いと調和した装備 

世界広しといえど、現役でお召し列車を所有している国は錚々ありません。  

先頭車に特別サロンカーを連結

 

2年に一度催されるフラメンコ・フェスティバル 

ビエナル Bienal ラッピングカー

旧オペラ座 ロペ・デ・ベガ劇場

9月末の週末に佳境に達し、当代一流のフラメンコスターの公演が続きます。

ファルキート、アントニオ・カナーレス、イスラエル・ガルバンの3人のアーチストの舞台を観ました。それぞれ個性的で独自の芸道を歩んでいます。

コリア・デル・リオのフェリア祭のパンフレット 

元市長 トマス・アルファロ氏が執筆した記事。

お祭りのプログラム冊子に鉄道関連の記事が載っていることが意外でした。

セビーリャ馬車鉄道からトラム全盛期の頃

1932年5月21日 セビーリャ~コリア・デル・リオ~プエブラ・デル・リオ開通

往時の路面電車の写真

1965年1月17日廃止

 

コリア・デル・リオのフェリア

有名なセビーリャの春祭りは4月に開催されますが、郊外の町では秋祭り。

1838年創立、セビーリャよりも古い歴史があります。

会場を闊歩する馬

ゲートのイリュミネーション

町内を一周するアトラクショントレイン

Pico製ワゴン Nゲージ 

1870年創業 カタルーニャ地方のワイン醸造元 

トーレス Torres とは「塔」の複数形 

スペイン国鉄 Renfe ロゴが入っているのもいい感じ 

ビニャ・エスメラルダ 

時々飲む白ワインで、フルーティながら甘さを抑えた気品のある味。

トーレス社の製品には、サングレ・デ・トロ(牛の血)という超フルボディの赤ワインがありますが、そちらは極めて濃厚で後味がヘヴィ。

9月は葡萄の収穫期、まさに発酵の真っ最中。

今年も良質のワインになりますように・・。